こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です
逞しい肉体と凛々しい顔つき、さらに優秀な頭脳を兼ね備えた「ドーベルマン」。見た目から怖いイメージが先行しますが、実はとても飼いやすい犬種です。
ただ、しつけ飼育方法など、ある程度の知識をもっていないとうまくいきません。さらに健康を維持するためには日々の食生活も大事です。
そこで今回は、ドーベルマンの基礎知識(特徴・性格・魅力)を解説しつつ、健康維持や病気予防のために欠かせない「おすすめドッグフード」をご紹介します。
「もっとよくドーベルマンのことが知りたい!」という方の参考になると思うので、一度目を通してみてください。すぐにおすすめドッグフードが知りたいという方はこちらからどうぞ↓
1.特徴
ドーベルマンの原産国はドイツです。始まりは19世紀末に警備犬として、
- ジャーマンシェパードドッグ
- ジャーマンピンシャー
- ロットワイラー
- マンチェスターテリア
これらを交配し誕生しました。現在でも、
- 警察犬
- 麻薬探知犬
- 番犬
- 軍用犬
- 盲導犬
このように幅広く活躍しています。
体は筋肉質で俊敏性と持久力に優れています。そのキレイなスタイルから「犬のサラブレッド」とも呼ばれるほどです。
基本情報
- 平均体重:29kg~41kg
- 平均寿命:10歳~13歳
2.性格
誰に対しても凶暴そうだと勘違いされがちなドーベルマンですが、実は飼い主に対しては非常に従順で、忠誠心がある良い子なのです。
ただ他の犬や人に対して警戒心がかなり強く、縄張り意識も強いので攻撃的になりやすいので注意しましょう。
もともとは警備犬として作られたので、非常に頭は賢く、忍耐力があり、訓練性能が高いのも特徴です。
また、非常に好奇心旺盛で大変活発的に動きます。運動が足りないとストレスを溜め、問題を起こす可能性があるので注意が必要です。
3.魅力
逞しい見た目はもちろんのこと、ドーベルマンには様々な魅力があります。特に注目すべきポイントを5つご紹介します。
1.見た目がたくましい
体は筋肉質で線はしなやかでたくましい姿は魅力的です。連れて歩いていると注目さっること間違いありません。
2.警備犬なので散歩も安心
警備犬として活躍していたので、夜も安心して散歩することができます。
3 番犬には最適
警戒心の強さと運動能力から、犬の中でも特に番犬として適任です。
4.犬と運動したい方におすすめ
学習能力が高く運動能力が高いので、ボールキャッチやフリスビー投げを覚えさせるとより楽しく遊べるでしょう。
5.良いパートナー関係を築ける
飼い主に対して愛情深く従順なので、しっかりとリーダーシップをとってあげると良いパートナー関係を築けます。
飼育するときの注意点【かかりやすい病気】
ドーベルマンを飼う上で注意すべきは「かかりやすい病気」です。特に気を付けてほしい病気は以下3つです。
- 拡張型心筋症
- 胃捻転
- 脱毛症
これら3つの症状と対処方法を解説します。
拡張型心筋症
初期は時折の失神がみられることもありますが、特に目立った症状は見えません。進行してくると、咳や呼吸困難などが見られます。更に悪化するとふらついたり、意識を失ったり、元気がなくなる、といった症状が見られ、最悪の場合突然死なんてこともあります。
対処方法
残念ながら予防法はありません。治療は内科療法でこの病気は進行性なので継続的に行います。この病気は手遅れという場合が多いので、定期的に動物病院で診てもらうのがオススメです。
胃捻転
この病気になると吐こうとしているのに吐けず、泡やヨダレだけが出てきたりします。元気がなくなると共に次第にお腹がふくれてきて、犬は見るからに苦しみ、息を切らし、落ち着きがなくなります。こうなってくると一時を争う問題です。治療をするのが遅れると死ぬこともあります。
対処方法
原因は不明ですが、食事や水の大量摂取、食後すぐの運動などが要因と考えられています。なので予防法としては食事の前後1時間はゆっくりさせる。水も一気にたくさん飲ませないようにし、いつもキレイな水を十分に与えるようにしたり、ドライフードを水でふやかしてから与えるようにしたりすると良いでしょう。治療方法は、外科手術になるので、出来るだけ予防してあげましょう。
脱毛症
症状は局所だけハゲていたり、顔や尻尾の付け根の部分的にハゲていたりと様々です。それからかゆみや皮膚が赤くなったり、フケが多くなったりします。原因は色々あり、アトピー性皮膚炎、カビや細菌による感染症、ホルモン異常などがあります。
対処方法
原因をまずつきとめ、それに応じて治療をしましょう。例えば、アトピー性皮膚炎なら安いドッグフードやノミなどのアレルゲンを出来るだけ避けるようにするなどがあげられます。脱毛症は特定の予防方法はありませんが、食事や生活環境の管理をきっちり行って、愛犬のストレスが少なくなるようにしてあげると良いでしょう。
ドーベルマンにおすすめのドッグフードは?
ドーベルマンが健康を維持しながら長生きできる「おすすめドッグフード」をここで紹介します。
ドーベルマンはその見た目の通り、とても活発で運動量も豊富です。ただし、怪我をしたり病気をして運動ができなくなると、他の犬種より問題を起こす可能性が高くなります。
かかりやすい病気の中にあった「胃捻転」や「脱毛症」は品質の低いドッグフードが原因になって発症することもあります。
また、あの逞しい体を維持するためには栄養価の高いフードが必要です。品質の低いものだと量を食べないといけないのでおすすめできません。
あとは、アレルギーや消化不良を起こす「穀物」が含まれていないのもおすすめです。穀物が多いドッグフードは消化できずに胃の中に溜まってしまいます。そうすると下痢や嘔吐の原因にもなります。
「栄養価が高い&穀物不使用」これがドーベルマンにおすすめるドッグフードの最低ラインの条件になります。
これらの条件を満たしたドッグフードの中でもっとも優れているのが、イギリス産のドッグフード「モグワン」です。
おすすめドッグフードはイギリス原産の「モグワン」
モグワンの特徴をまとめると、
- 主原料:チキン生肉・生サーモン(高タンパク)
- 酸化防止剤:◎(ビタミンE)
- 着色料:◎(未使用)
- 穀物:◎(不使用)
- 評価:★★★★★(五ツ星製品)※最高ランク
「栄養価が高い&穀物不使用」という条件の中で、モグワンは頭一つ抜きんでたワンランク上のドッグフードです。
主原料にはチキンとサーモンをふんだんに使用し、欠かせない「動物性たんぱく源50%以上」という優れもの。
ドーベルマンのような大型犬は1日に食べる量が多いため、どうしても価格でドッグフードを選びがちです。しかし、栄養バランスのとれたドッグフードを与えないと後にかかる費用も覚悟しなくてはいけません。
健康のことを考えてあげるなら、ドッグフードを見直すことは大切なことです。
「ドーベルマンにあったドッグフードが何かわからない・・・」という飼い主さんにはぜひ試してほしいドッグフードです。