これだけは知るべき!ドッグフードの危険な原材料【まとめ】

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こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。

当サイトでは、ドックフードの危険な原材料についていろんなものをご紹介してきました。その危険な原材料がわかりやすように全てこの記事にまとめてみました。

「これが入っていると危険!」「愛犬に悪影響を及しかねない」「これだけは絶対に避けたほうがいい!」という原材料をこれからご紹介します。

なぜ、ここまで怖がらせるようなことを言うのかというと、危険な原材料が入ったドッグフードを食べ続けていれば、いずれ愛犬の体に様々な異常が現れるからです。

例えば、

  • アレルギー体質になる
  • 食欲減退、栄養失調でやせ細ってしまう
  • 毛並みが悪く、被毛が3分の1以上抜けたりする。
  • 口臭、体臭が強烈になる。
  • 重篤な病気にかかりやすくなる「尿路結石、皮膚病、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓病、ガン)」

残念ながらこれらの病気の背景には、ドッグフードの危険な原材料が少なからず関係しています。

私の愛犬も、危険なドッグフードをやめれば改善される病気やトラブルがあるんだと実感してからは、市販の安価で低品質なドッグフードには絶対に戻りたくなくなりました。

これからご紹介する危険な原材料を理解して、愛犬を危険なドッグフードから守ってあげてください。

【まとめ】ドッグフードの危険な原材料

危険な原材料見極めるためには、大きく分けて「3つのポイント」を確認しなくてはいけません。それが「肉類・油(脂肪分)・穀物類」です。

この3つのポイントを抑えることで危険な原材料を避けることができます。それでは詳しく解説しています。

【危険な原材料①】主原料になる「肉類」

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特に危険な「肉類」を全て書いていきます。

  • 鶏肉副産物
  • チキンミール
  • 鶏肉
  • 家禽副産物
  • 家禽ミール
  • 牛肉副産物
  • 畜肉副産物
  • 肉副産物
  • 家禽副産物粉
  • ミートミール(肉粉)
  • ミートエキス
  • ミートボールミール(肉骨粉)
  • 〇〇エキス
  • 〇〇パウダー

パッと見で構いませんが、何か問題を感じる部分はあったでしょうか?

少なくとも、文字の上で見る限り「これは危険だ!」と感じられるところはなかったはずです。どの原材料をとっても、私たち人間の食品として使われているものと変わらないようにさえ感じます。

しかし、これらの原材料は私たち人間が食べる食品には”絶対に”混ぜられることはありません。

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例えば、「◯◯副産物」という名前の肉類が含まれていたとします。〇〇には鶏肉や牛肉、家禽という文字が入ります。

一見、肉だけが含まれているように思いますが、この原材料の中には「尿、糞便、毛、膿汁、腫瘍肉(癌の部分)」が含まれている可能性があります。

鶏肉や牛肉(いわゆる肉の部分)はほとんど使われていません。入っているのは、肉に含まれているはずの栄養素を搾り取った後に残る「カス」なのです。

さらに、これらの「〇〇副産物」を寄せ集めて、世にも恐ろしいレンダリング工場というところでその全てを大きなミキサーに入れて混ぜます。

その中には、野外で自然死した動物、路上で車にひかれた路轢死動物、病気に犯されて死んだ動物、薬漬けになった動物などが含まれます。もちろんそのなかには「犬」も含まれているんです・・・。

これらを全て混ぜてから出来上がった粉末状のものを「〇〇ミール」や「獣脂」と呼び、安価で低品質なドッグフードに混ぜられます。

本当に良質な肉類であれば「骨付きチキン生肉」のように、肉の部位まできちんと表示されています。「〇〇副産物、〇〇ミール、〇〇エキス」など、表現をぼやかしている場合は要注意です。

【危険な原材料②】企業が手抜きする「油(脂肪分)」

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油(脂肪分)は、ドッグフードの品質を決めるうえで非常に重要なポイントになります。そして、ドッグフード業者が手抜きをする一番のポイントでもあるので、ここも必ず確認しなくてはいけません。

ちなみに、手抜きの代表原材料は「動物性油脂」と言われているものです。

あなたは動物性脂肪と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?普通なら「ラード」や「牛脂」のような油分だと思います。

しかし、動物性脂肪は全く違う意味があるんです。実は「動物の油を使っています」というだけで何の動物から取れた油なのかは全くわかりません。例えばそれが、ガンに犯された動物から取れた油かもしれませんし、路上で車に轢かれて死んでしまった動物、薬漬けになった動物から取れたものかもしれません。

さらに問題なのは、動物性脂肪は酸化&劣化しやすいという性質を持っています。それを防ぐためには当然、保存料と酸化防止剤を大量に混ぜなくてはいけません。

劣悪な原材料を使うだけで、添加物を大量に混ぜないといけない・・・このように悪循環の繰り返しになるんです。

動物性脂肪は、パッケージを一目見た目ですぐにわかる原材料なので、表示の確認するときには一番に見るべきところでしょう。

【危険な原材料③】病気の根源となる「穀類」

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犬は肉食動物なので、少量の穀物しか消化できません。大量の穀物を食べてしまうと、消化不良を起こして、いろんな病気を引き起こす原因になります。

穀物類とは主に「トウモロコシ、米、麦」などです。これらがドッグフードのパッケージの先頭あたりに書かれていたら要注意です。なぜなら、ドッグフードのラベル表示は多く含まれている原材料から順番に記載されているからです。

先頭のほうに「穀物類」が書かれているということは、そのドッグフードの主原料になっているのが「穀物類」なのです。こんなドッグフードを毎日食べていると、下痢や嘔吐を繰り返すようになり、体の中で穀物が消化できず「ゴミ」となって溜まっていきます。

さらに、もっと低品質なものになると「とうもろこし粉、米粉、麦粉」などという”あいまいな表示”になってきます。この表示は、食用に使える有用成分を全て搾り取った後に残る「カス」であるという意味です。

穀物類は、消化が遅いという働きから「腹持ちを良くする」というメリットもあります。しかし、犬に与えるのは少量の穀物で充分です。基本的にドッグフードの「カサ」を増すために穀物が使われているので、犬の健康のことは無視されているのが現状です。

愛犬が病気をしたり、アレルギーを引き起こしたりする背景には、必ずと言っていいほどこの穀物が存在しているので注意してください。

【危険な原材料④】実はすごい危険な「大豆ミール」

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大豆にも危険な原材料があります。それは「大豆ミール」と言われています。パッと見は、大豆が使われているように思うので、今までご紹介したような危険な原材料には思えませんよね。

しかし、この大豆ミールはダントツで危険な原材料の一つです。

大豆ミールとは、大豆から油脂分や有用成分のほとんどを搾り取った「残りカス」です。これを食べ続けた犬にはこのような症状が現れました。

「腸内異常発酵のために通常の5倍近い量のガスが腸内で発生した」

さらに、この状態のまま放っておくと、犬の体内では動脈が圧迫されてひどい血行障害が起こり、脳に十分な血液が送れなくなってショック死してしまう場合さえあります。

大豆ミールという名前から、あまり危険な原材料のように思えないものですが、これに関しては特に注意が必要なのです。

まとめ

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様々な原材料をご紹介しましたが、これらはすべて「これが入っていると危険!」「愛犬に悪影響を及ぼす」「これだけは絶対に避けたほうがいい!」と言えるものばかりです。

愛犬に健康で長生きしてもらいたいと願うなら、間違いなく避けるべき原材料です。

危険な原材料は「愛犬の体に良いドッグフード」とうたっている製品の中にも平然と混ぜられています。ドッグフードを選ぶ際には必ずパッケージを見て、原材料を確認するべきなのです。

愛犬が何を口にするかは飼い主が決める問題です。

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このような危険な原材料を知れば、あなたが選ぶドッグフードは自然と限られたものになってくるはずです。愛犬の一生はあなたの手にかかっていると言っても過言ではありません。

今与えているドッグフードにこれらの危険な原材料が含まれている場合は、ドッグフードを見直すいい機会かもしれません。愛犬のために、他のドッグフードへ切り替える検討もしてみてくださいね。

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