こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
グレーカラーが特徴的な「ワイマラナー」。豊富な運動量が必要なため、なかなか日本で見かけられない犬種です。もとはドイツで狩猟犬として活躍していました。
今回はそんなワイマラナーの基礎知識を解説しつつ、健康維持や病気予防のために役立つ「おすすめドッグフード」を紹介します。
日本で飼われることは少ないですが、ここではワイマラナーの情報をがすべてわかるようにまとめました。もし、おすすめドッグフードがすぐに知りたい方はこちらからどうぞ↓
1.特徴
ワイマラナーはドイツ原産で大型の狩猟犬として活躍して来ました。この犬種の始まりは、19世紀初頭に猟犬としての信用性や、高貴さをもとに作られたといわれています。
被毛はグレーが多いのですが、グレーの被毛を持つものは狩猟能力が高いと言われており、選択して交配したと言われています。
中には短毛種と長毛種がいますが、長毛種は劣性遺伝なのであまりいい評価はありません。両親がともに長毛種だと生まれる可能性があるそうです。
基本情報
- 平均体重:30kg~40kg
- 平均寿命:10歳~12歳
1.性格
ワイマラナーは普段は穏やかな性格をしていますが、必要な時には勇敢な犬となり、飼い主を守るためなら恐れ知らずです。
賢く従順で、人の言うことを理解しようとするので、訓練がしやすい犬種です。狩猟犬なので運動量がかなり必要で、それを満たしてあげないと問題行動が多くなるので注意しましょう。
もともと野生のころは集団で行動していたので、犬小屋に1頭だけ入れておいたりすると、落ち着きがなくなり、問題行動を起こすことがあります。
また、ワイマラナーは狩猟犬としての攻撃本能があるのですが、幼犬時から社会性を学ばせ、的確なトレーニングで抑えることが出来ます。
2.魅力
実際に日本でワイマラナーを飼われている方の評判から、魅力となる「5つのポイント」を紹介したいと思います。
1.貫禄があって注目を浴びる見た目
高貴さがあるように作られただけあって、佇まいは貫禄があってかっこいいです。連れてあるいているだけで注目の的になれます。
2.番犬として飼える
勇敢さもあり、恐れ知らずなので番犬として頼りになること間違いなし。
3.訓練しやすい
とても従順で賢いので、訓練が比較的にしやすい犬種だと言えます。
4.運動量が多い
運動がたくさん必要なので、一緒に犬と汗水流しながら楽しみたい人にはおすすめです。
5.穏やかな性格
普段ストレスを溜めないようにしてあげると、穏やかで優しい性格のままでいてくれます。主従関係がしっかり出来れていれば、パートナーとしてこの上ない犬種だと思われます。
飼うための注意点【かかりやすい病気】
犬種特有の病気や、大型犬に多い病気には注意すべきです。事前に病気を知っていれば予防することもできます。ここでは特に気をつけてほしい3つの病気を解説します。
- 股関節形成不全
- 胃捻転
- 眼瞼内反症
それぞれの症状と対処方法を詳しく解説していきます。
股関節形成不全
この病気になると、動きがぎこちなくなります。足を痛がる、足を引きずる、元気がなく運動を嫌うなどがみられます。この病気はワイマラナーをはじめとして、さまざまな大型犬でよく見られます。
対処方法
この病気は、遺伝から発症すると考えられています。しかし、遺伝だけではなく肥満や激しい運動からもなると言われています。予防としては、子犬の時から食事管理をしてあげましょう。低品質なドッグフードを避け、栄養の与えすぎに注意して肥満を防ぎましょう。また、激しい運動もなるべく避けましょう。
胃捻転
この病気になると吐こうとしているのに吐けず、泡やヨダレだけが出てきたりします。元気がなくなると共に次第にお腹がふくれてきて、犬は見るからに苦しみ、息を切らし、落ち着きがなくなります。こうなってくると一時を争う問題です。治療をするのが遅れると死ぬこともあります。
対処方法
原因は不明ですが、食事や水の大量摂取、食後すぐの運動などが要因と考えられています。なので予防法としては食事の前後1時間はゆっくりさせる。水も一気にたくさん飲ませないようにし、いつもキレイな水を十分に与えるようにしたり、ドライフードを水でふやかしてから与えるようにしたりすると良いでしょう。治療方法は、外科手術になるので、出来るだけ予防してあげましょう。
眼瞼内反症
ワイマラナーはこの病気にかかりやすいです。遺伝的に発症している場合は、目の開いたばかりの子犬にもみられます。症状は目やに、涙が多かったり、目をしばしばさせていたりするので、注意して見てあげてください。
対処方法
症状の重さによって治療は変わりますが、軽度の内反なら、刺激しているまつげを根気よく抜いてやり結膜炎をきちんと治療すれば腫れがひいて軽減されることもあります。重症手術で治療する場合は内反してしまっている部分のまぶたを切除する手術を行ないます。
ワイマラナーにおすすめしたいドッグフードは?
ワイマラナーの健康維持や病気予防のために「おすすめドッグフード」をここで紹介します。この犬種は大型犬なので、それに合わせたドッグフードを選ぶ必要があります。
大型犬は1日食べる量がとても多いので、価格重視でドッグフードを選んでしまいがちです。しかし、低品質なフードによって体が傷つき、病気や怪我をすると高額な医療費がかかってきます。
例えば、かかりやすい病気で解説した「股関節形成不全」。これの治療費の平均は、
- 治療・診察費:平均70,000~80,000円
- 手術:150,000~200,000円以上
これだけの高額な費用がかかります。ご存じの方も多いと思われますが、犬の治療費は保険がききません。全て実費になります。
だから、フードのせいで病院で高額な治療費を払うよりは、良いドッグフードを選んだ方が結果的に安い出費になってくるのです。
そこで、おすすめしたいドッグフードの条件は以下になります。
- 栄養価が高い
- 穀物不使用
- 無添加(安全性の高いものならOK)
これら3つの条件をクリアし、数百種類あるドッグフードから管理人が一つだけ厳選しました。それは「モグワンドッグフード」です。
あらゆる面で優れたドッグフード「モグワン」がおすすめ!
モグワンの特徴をまとめると、
- 主原料:チキン生肉・生サーモン(高タンパク質)
- 酸化防止剤:◎(ビタミンE)
- 着色料:◎(未使用)
- 穀物:◎(不使用)
- 評価:★★★★★(五ツ星製品)※最高ランク
まず栄養価について、知っておいて頂きたいのが「栄養価が高い=動物性たんぱく質が高い」という知識です。
モグワンは主原料にチキン生肉・生サーモンを使用していて、動物性たんぱく質の割合は50%以上という優れもの。低品質なもので10%~20%、高級なものでも30%程度です。
もともと犬は肉食なので、肉類が多いドッグフードから栄養をたくさん摂ることができます。50%以上の割合で配合されているなら、もはや「生肉」に近い状態です。
これは犬からすると大好物です。だから香料などであえて味付けすることもなく、素材本来の味を残したままになっています。着色料も一切入っていません。
そして穀類。消化に負担を与える穀類は一切使用されていません。先ほども言いましたが、その分、高級素材である肉類をふんだんに使用し、栄養価を高くしています。
低品質なドッグフードによって愛犬の体は傷ついていきます。そんなドッグフードを見直すことができるのは飼い主のあなたにしかいません。
「愛犬のワイマラナーには元気で長生きしてほしい!」という飼い主さんにこそ、ぜひ一度試してほしいドッグフードです。