こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
当サイトでは、何度も市販(国産を含む)の安価なドッグフードの危険性についてお話ししてきました。
愛犬の健康のことを考えると、絶対にそのような低品質なドッグフードはおすすめできません。しかしながら当然、
「手作りフードも危険だって聞くし、どんなフードを選べばいいのかわからない・・・」
このように悩む飼い主さんも少なくないはずです。でも愛犬の体のことを考えると、
- 元気で健康な体に戻してあげたい!
- できるだけ長生きして欲しい!
このように願っているはずです。そこで愛犬の体のことや、将来のことを想う飼い主さんにこそおすすめしたいのが「カナガンドッグフード」です。
カナガンドッグフードはイギリスで最も売れている無添加ドッグフードです。日本でも無添加ドッグフードといえば「カナガンドッグフード」の名前が挙がるほど無添加ドッグフードの代表格となっている製品です。
ちなみに、カナガンドッグフードは獣医の先生も推奨するほど「安全なドッグフード」です(※現在、私の愛犬のうちの一匹も愛用中です♪)
ただし・・・このような疑問も生まれると思います。
- なぜ、獣医の先生が勧めるほどカナガンドッグフードは良いのか?
- 本当に安全で、愛犬の体のためを想ったドッグフードなのか?
- 良いことばかり書いてあるけど、デメリットや注意することはないのか?
どれだけ評価が高い商品でも良い部分だけではありません。しかし、その商品のデメリットや注意点を事前に理解しておくだけで、カナガンドッグフードを購入して失敗することもありませんし、後悔することもありません。
それにカナガンドッグフードには購入前に必ず知っておかなくてはいけない『4つのポイント』があるのです。
それらを含めて、カナガンドッグフードを徹底検証するので、購入前には必ず読んでいただければと思います。
【必須事項】ドッグフードの安全性を徹底検証!
安全性なくして良質なドッグフードとは絶対に言えません。
日本には、ドッグフードの中に何が入っているかを表示する義務があります。それを参考にまずはカナガンドッグフードの中身を見てみましょう。
原材料や成分で危険性のあるものに関しては赤色で表示しています。難しい表示名もあるので、もしわからなくてもサラっと一通り見てください。後ほど詳しく解説しますので。
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 16,250IU、ビタミンD3 2,400IU、ビタミンE 240IU)、グルコサミン1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ成分表
続いて成分を分析した値になります。
成分 | 保有率 | AFFCO栄養基準 |
---|---|---|
粗タンパク | 33.0%(クリア) | 18.0%以上 |
脂質 | 17.0%(クリア) | 8.0%以上 |
粗灰分 | 9.0%(+1%オーバー) | 8.0%以下 |
粗繊維 | 3.5%(クリア) | 4.0%以下 |
水分 | 8.5%(クリア) | 10.0%以下 |
※日本のドッグフードに関する規制は、アメリカ飼料検査官協会(AAFCO)の栄養基準を採用しています。唯一、粗灰分(ミネラル)が1%オーバーしていますが、これは気にしなくていいレベルだと思います。
成分表からわかる「カナガン」とは!?
原材料と成分表を見た上で、「本当にカナガンドッグフードは良質なドッグフードで安全なのか?」これについて徹底解説したいと思います。
主原料は「良質なチキン」良質な動物性タンパク質で条件クリア!
まず、内容表示は配合量の多い順に書かれています。カナガンドッグフードの場合は、「骨抜きチキン生肉26%」「乾燥チキン25%」が主原料の1位と2位を占めています。
ドッグフードの原材料に多い「チキンミール」や「鶏副産物」といった危険であいまいな表示ではなく、しっかりとどの部位の鶏肉を使っているかがきちんと明記されています。
また「動物性タンパク質の良さは、そのドッグフードの品質そのものだ」といわれるほど重要なものです。だって肉類は犬にとって最も必要で栄養のあるものですから。ここも51%と非常に高いタンパク質の割合を誇っています。
犬は肉食なので動物性タンパク質である肉類を一番必要としています。つまり、良質な肉類が使われているかどうかが、良いドッグフードを選ぶ上で最も重要な条件になるのです。
しかもカナガンは原材料全てがヒューマングレード(人間が食べるほどの高品質)の素材を使用しているので安心感が違います。
カナガンは栄養面で優れたドッグフードの条件を全てクリアしていました。
「穀物不使用(グレインフリー)」デメリットを補うのはサツマイモ?
犬は肉食動物なので草食動物を狩って食べていました。人間は穀物を食べますが、犬にとって穀物は必要のないものなのです。
しかし、その草食動物の胃の中には草食動物が食べた「穀物」が入っていました。犬はこれらも全て食べてしまうので、草食動物を食べるのと同時に少量の穀物も一緒に食べていたのです。
しかし、穀物は犬にとって全てが害になるわけではなく腹持ちを良くするメリットもあります。
一見、穀物不使用(グレインフリー)のドッグフードが良いように見えますが、穀物不使用(グレインフリー)は腹持ちを良くするというメリットまで失くしてしまうのです。
サツマイモが穀物不使用のデメリットも補う!?
穀物不使用のデメリットを補うのは「サツマイモ」です。もちろんカナガンにも混ぜられています。
サツマイモは「ゆっくり消化されて、なおかつ消化が良い」と言われていて、穀物不使用(グレインフリー)のデメリットを補うのに最も最適な食材です。
「じゃあ、全部のドッグフードにサツマイモ入れればいいんじゃないの?」
実はサツマイモは穀物より高価で、ドッグフードに混ぜられること自体がとても珍しいのです。ドッグフード業者は利益ばかりを追い求めるというのが普通ですから・・・。
その点、カナガンドッグフードがどれだけ犬の体のことを考えて作られているのかが、このサツマイモが配合されていることでよくわかると思います。
人工添加物をまったく使用していない「無添加」
これも安全なドッグフードの条件として、必要不可欠な部分です。
人工添加物はこの世に存在しない人間が作り出すものです。自然界に生きている動物にとって、人工添加物は必ず体に悪影響を及ぼします。だって、天然由来の成分ではないんですから。
カナガンドッグフードは人工添加物を全く使用しておらず、天然のハーブや「ミックストコフェノール(ビタミンE)」を保存料として使用しています。これらが安全な酸化防止剤・防腐剤の役割をしています。
この天然由来の成分は犬の体に害のないものですが、それとは引き換えに「デメリット」もあります。それは後ほど詳しく説明しますね。
【注意】購入前に必ず知っておくべき『4つの危険性』
カナガンドッグフードを購入する前には、飼い主として必ず知っておくべき『4つの危険性』があります。
しかし、今から紹介する内容を理解しておくだけで、カナガンドッグフードを購入して失敗することもありませんし、後悔することもありません。
1.無添加のデメリットになる「保存期間の短さ」
良質なドッグフードほど新鮮な状態のため、保存期間が短いのが普通です。
「保存期間が1年~2年で長期保存が可能!」
これだけ長い期間保存ができるドッグフードは、ある意味「非常食(カンパン)」と同じようなものです。
カナガンドッグフードの保存期間は「封を開けて1ヵ月」です。保存料にはミックスコフェノール(ビタミンE)という天然由来の成分が使われています。
しかし、これは犬の体に害は無いのですが酸化しやすい成分です。天然由来の成分なので仕方がないのですが・・・。だから、
- 封を開けたら1ヶ月で使い切る
- 封をしっかり閉じて常温で保存する
- 封を開けたら1ヶ月以内に使い切る
これを必ず守ってください。ちなみに私の愛犬もカナガンドッグフードを愛用していますが、普通に毎日食べていたらちょうど1ヶ月程度で使い切ることが出来ています。
そして覚えておいてほしいことがカナガンドッグフードの「保管場所」です。高温多湿は避けるようにしましょう。季節によって変わりますが、冷蔵庫で保管するという方法が販売元の会社で推奨されています。
これは裏技になるのですが、ジッパー付きのビニール袋に小分けにして保存すると、袋を開封する回数が減るので通常よりも酸化を防ぐことができます。ちょっと面倒臭いですが、これで保存期間を伸ばすこともできます。
それと、私が実際にやっていておすすめする方法は、開封後のパッケージを止めるクリップで2重に止めています。
少しでも空気が入ると酸化するのも早くなるので、袋の口をしっかり留めてホコリや湿気を防ぐことができます。簡単に新鮮な状態を保つことができるので、ぜひ試してみてください。
こんな感じのクリップがおすすめ!100均に売ってますよ↓
長期保存できるという認識ではなく、「ドッグフードは生モノだ」ということがわかっていれば、新鮮な状態で保つように保管にも気をつけると思います。
せっかく新鮮なドッグフードなのにこれを間違ってしまうと元も子もありません。保存方法については注意が必要だということです。
2.給与量に注意!高タンパク質ならではのデメリットとは?
「良質なドッグフードほど動物性タンパク質が多い」と説明していましたが、カナガンドッグフードの粗タンパク質は「33%」もあります。
AAFCOの栄養基準では「18.0%以上」が良質なドッグフードだと言われています。比較すると、カナガンドッグフードの粗タンパク質は基準値よりも「15.0%」も多いことになります。
この割合は良質なドッグフードだという証拠で、犬にとって栄養価の高い「高たんぱく質」のドッグフードと呼べるものです。
高タンパクが逆に愛犬にとってデメリットになることも・・・
それは、市販の安価なドッグフードと同じ量を与えてしまうと「栄養過多」になってしまうんです。
カナガンドッグフードはグレインフリーにこだわり、炭水化物を含む原材料を徹底的に抑えることで高い消化率を実現しています。だから1日に食べる給与量が少なくても、いつも食べているドッグフードより栄養が取れちゃうんです。
ちなみに、これがカナガンドッグフードの早見表になります。
(※画像が粗く見えづらくてすみません。詳しくは公式サイトを確認してくださいね。)
いつも食べているドッグフードが炭水化物(穀物)がメインの粗悪なフードだとすると、カナガンドッグフードはタンパク質(肉類)がメインの良質なフードになります。
「犬って肉類ばかり食べていて大丈夫なの・・・?」
このように心配される方もいます。人間に例えてみると「毎日ステーキを食べる」なんてちょっと考えられませんよね。
ですが、私たちが毎日白米を食べるのと一緒で、犬にとっては白米が「肉類」なんです。だから、犬にとって肉類を毎日食べることが一番健康にいいのです。
ドッグフードの正しい移行方法
移行方法を説明する前に、まずはこの口コミを見てください。
これを見れば普通は「カナガンドッグフードって駄目なの?」ってなっちゃいますよね。しかしこの場合は、ドッグフードの移行方法に失敗している可能性があります。
ドッグフードを新しいものに切り替える際には、きちんとしたやり方があります。いきなり新しいドッグフードに替えてしまうと、犬はストレスが溜まったりして下痢や嘔吐をすることもあります。
ドッグフードの正しい移行方法としてはこのような感じになります↓
1日目 新しいドッグフード25% もとのドッグフード75%
3日目 新しいドッグフード50% もとのドッグフード50%
5日目 新しいドッグフード75% もとのドッグフード25%
7日目 新しいドッグフード100%で切り替え完了です!
犬によって個体差はありますが、うちの愛犬で「約9日から10日」で完全にカナガンドッグフードに移行させました。デリケートなワンちゃんだと2週間ぐらいかけてもいいかもしれません。
必ず新しいドッグフードに移行する際は、愛犬の体調を見ながら徐々に移行させてあげることが大切です。
「100%のワンちゃんが食べた=食いつきが良い」ではない!
これを勘違いしてしまうと、先程ご紹介した口コミのように、
「食いつきが良いって言ってたのに、あんまりなんだけど・・・」このような悪い評価につながります。
カナガンドッグフードは無添加にこだわり抜いたドッグフードです。だから食いつきを良くするために「犬の体に害のある香料」は一切含まれていません。
犬の体に害のある香料を含まなくても、カナガンドッグフードは原材料に犬の大好物「新鮮な生肉」を贅沢に使用しているので、素材本来の良さで必ず食べるようになります。
何より、新しいドッグフードに犬は警戒します。これはどんな犬でも同じです。すぐに食べる犬もいれば、徐々に食べる犬もいるのです。
食いつきを心配する必要はありません。徐々にでも必ず食べるようになります。食べるようになれば逆に元のドッグフードには見向きもしなくなります。うちの愛犬が実際にそうでしたから^_^;
【まとめ】カナガンドッグフードの総合評価
それでは、カナガンドッグフードの総合評価を発表したいと思います。
その評価はズバリ・・・
『★★★★★(5ツ星)』(5段階評価中/5)
無添加ドッグフードと言えば「カナガンドッグフード」と必ず名前が挙がる、グレインフリーの代表格となるドッグフードです。
実際に、カナガンドッグフードの原材料や成分表を徹底的に調べてみた結果、「安全で安心できるドッグフード」だということがわかりました。
先程もご紹介しましたが「穀物不使用(グレインフリー)」「人工添加物不使用」など、安全性を追求していけばそれがデメリットになるときもあります。
しかし、カナガンドッグフードはそのデメリットをうまくカバーしていて、全体的にみてもバランスの取れた優れた製品です。
カナガンドッグフードを100点満点にしない理由は、無添加ドッグフードは愛犬の体に安心ですが、どうしても保存方法などには注意が必要です。そしてドッグフードの移行方法に失敗して「カナガンは良くなった・・・」と評価する方もいるのが現状です。そのような口コミや評判がなくなるように、そして更に満足度を高めていってもらえるように期待を込めて「98点」にしました。
私も自分の愛犬のためにドッグフードを購入する際には、市販で売られているものや、ネット上にあるものを徹底的に調べました。無添加ドッグフードについても数種類試してみましたが、正直、カナガンドッグフード以上に愛犬の体のことを考えて作られたドッグフードはなかったです。
高品質なのにコストパフォーマンスも最高!
カナガンドッグフードはネットでしか購入できないイギリス原産の高級ドッグフードです。それなのに、価格がとても安く気軽に始めることができるんです。
私の愛犬の場合だと、3kg弱の成犬なので、1日の給与量は「35g~80g」になります。
もちろん、35gでは少なすぎるので、私の愛犬の場合は毎日「70g程度」与えています。その1日の食費はなんと・・・「138円」なんです。
これってすごく安いと思いませんか?
しかも、これは単品購入した場合の価格なので、定期コースの場合はもっと安くなります。私の愛犬はずっとカナガンドッグフードを愛用して定期コースで頼んでいるので、実際に1日にかかる費用はなんと・・・
「124円」なんです。
更に、カナンドッグフードは栄養満点のドッグフードなので、少ない量でも愛犬の空腹感を満たすことができるんです。
つまり、おやつを欲しがらなくなります。
愛犬のおやつって毎日食べていると意外に高くつくんですよね。そのおやつが、丸々浮いちゃうので、どれだけ安くなるかはもうお分かりですよね。
せっかく同じ商品を買うなら安いほうがいいに決まってます。カナガンドッグフードは愛犬が毎日食べるものなので、1回だけの注文ではありません。
購入する際は「定期コース」で頼んだほうが絶対にお得ですよ。定期コースなら最大20%OFFになるので。
カナンドッグフードで愛犬を元の元気な姿に。
愛犬のうんちの状態が不安定・・・
ドッグフードを食べなくなった・・・
愛犬の皮膚に発疹が出て、体をかきむしっている・・・
アトピーやアレルギーやらで、愛犬の体調がとにかくおかしい・・・
こんな症状がもし出てきたら、まずはドッグフードの見直しをしてください。
それはなぜか?市販(国産含む)の安価なドッグフードがいかに愛犬にとって害であるかということをあなたは知らないからです。
今はまだ軽い症状で済んでいるだけかもしれません。
しかし、だんだんと体調が悪くなり、アレルギー性皮膚炎、アトピー、外耳炎、皮膚病、肝臓病、尿路結石、そして生活習慣病など、挙げるとキリがありませんが、さまざまな病気を引き起こす原因になります。
そんな状態で放置していれば最終的には・・・。なんてことにもなりかねないのです。でも、その原因がドッグフードだなんてだれも疑いもしません。
なぜなら、そのような粗悪なドッグフードが近所のペットショップやホームセンターで普通に販売されているからです。たとえ、そのようなドッグフードが原因で、愛犬が死んだとしても法では裁けないのが現状なんです。
毎日ゴミのようなドッグフード食べ続けることで、日に日に愛犬の体は傷つき、弱っていきます。
愛犬は家族の大事な一員です。
愛犬を守っていけるのは、私たち飼い主の手に委ねられています。そこをもう一度考え直して、そして見つめ直してください。
そうするとあなたが選ぶドッグフードは自然と限られたものになってくるはずです
愛犬の一生はあなたの手にかかっています。
ぜひ愛犬を、元の健康で元気な姿に戻してあげてくださいね^^