こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
近年「何らかの病気にかかっている犬」があまりにも多いと言われています。そのほとんどの原因となっているのがアレルギーです。
その中でも、穀物が背景にある可能性が高いと思われる「アレルギー性疾患」の割合が群を抜いています。
私たち人間の場合、3人に1人の割合で「何らかのアレルギー性疾患がある」といわれています。
アレルギーの検査をすれば全てわかりますが 、アレルギーという言葉を聞くと大体の方が食生活のことを思い浮かべるでしょう。
実際にアレルギーの背景には食生活が大きく関係しています。それと同じように犬もアレルギー性疾患の背景にはドッグフードが深く関係しているのです。
アレルギー性疾患になる犬が多すぎる!?
そもそも病気になっている犬が多すぎるといわれています。自然界の動物であれば間違いなく絶滅しているレベルです。
人がペットとして犬を飼い始めてから今現在に至るまで、病気もちの犬が異常に増えました。多くの原因は毎日食べているドッグフードだと言われています。
なぜなら、明らかに野生環境よりも人間と一緒にいる環境の方が快適だからです。身の危険もありませんし、毎日食べるものにも困りません。
しかし、食べているものが粗悪なものであれば犬にとっては死活問題です。粗悪なドッグフードによってどんどん体が弱っていきやがて病気や怪我をするようになります。
でもほとんどの飼い主さんがドッグフードが原因だと気付きません。なぜなら、徐々に体を弱らせていくからです。
犬もアレルギー検査ができるって知ってましたか?
先程も言いましたが、ドッグフード選びは犬にとって死活問題になります。もしドッグフードが合わないのであれば、アレルギー検査をすることによって何が問題なのかわかります。
「でも費用が高そうだし、それって信用性は高いの?」
このように思われる方もいるかもしれません。ですが人間でも同じように、どのようなものが原因になってアレルギーを引き起こしているのかを今後の参考にすることはできます。
その原因となる原材料を避けることでコロっとアレルギーが治ることもあるので、ぜひ一度チェックしてみても損はないと思います。
アレルギーの検査方法とは?
まず検査方法には2つあります。それが「被毛」と「血液」を使う方法です。
主にこの方法で検査出来るのですが、それぞれ費用や検査内容も違います。詳しくご紹介するので、検討している方は参考にしてください。
被毛で検査をする
被毛は、20本から30本の毛を提出するだけで検査できる方法です。これはかなり手軽です。
後で説明しますが、注射などで体を傷つけることもないので愛犬にとってもストレスに感じることはありません。
しかし、人間と同じように体毛からわかる部分というのは、血液に比べると少ないと言われています。手軽にできることもあり、更に費用が1万円までで行えることから、初めてアレルギー検査をされる方はこれを選ぶ方が多いです。
採血で検査を行うパターン
血液を使う方法ですが、人間と同じように採血をします。これでほとんどのアレルギーを検査することはできるのですが、費用が3万円程度します(検査項目を全て選択した場合)
もし今現在、愛犬がアレルギーで苦しんでいるなら、ぜひこちらをおすすめしたいと思います。
ただし検査は100%確実なものではありません。悪く言うと、人間が行う検査よりもかなり適当です。そこは事前に理解しておきましょう。
検査項目を増やすごとに費用がかかる
人間のアレルギー検査でもありますが、検査項目を多くしていくごとに費用がかかります。今愛犬が病気で苦しんでいて悩んでいるという方以外は、全て検査する必要はないと思います。
検査項目には、
- 主要な食物アレルギーを調べる
- 食物アレルギー全体を詳しく調べてみる
- 環境アレルギー(花粉やハウスダスト)を調べる
など、様々な項目があります。もちろん、すべてを検査すると費用が高額になります。ですが、愛犬が苦しんでいる原因を知りたいのであれば検査項目を増やして検査するべきだと思います。
なぜなら、意外なものがアレルギーの原因になっていることもあるからです。
犬のアレルギー検査は信用性が低いってホント!?
もしかしたら「鶏肉がダメで、牛肉は大丈夫!」となっていても、それが真逆になることもあるということです。
年々アレルギー検査の精度は高くなってきています。今現在、愛犬が病気で悩んでいるなら、アレルギー検査を受けることである程度の参考にすることも一つの選択肢です。
検査を受けることでアレルギーを改善できれば大切な愛犬を守ってあげることができます。
「病気がちだけど何が悪いかわからない・・・」
このように悩んでいる飼い主さんがいるなら、ドッグフードを選ぶ前に一度検査をしてみてはいかがでしょうか。