こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
私の記事を参考にして、直接メールを頂くことが多くなりました。「うちの愛犬のアレルギーがひどくて・・・改善する方法はないですか?」このような意見を多く頂いてます。
このサイトを見て愛犬の体調を見直してあげる「きっかけ」になっていることがとても嬉しく思います。
それと同時に、ドッグフードが原因で悩んでいる飼い主さんがこんなにも多いことにびっくりしました。
日本には病気もちの犬がいっぱい・・・
日本で飼われているワンちゃんの約5割(半分)が何かの病気を患っていると言われています。
本当の意味で元気なワンちゃんというのは、実際のところかなり少ないんだと思います。
今回は、そのような意見をいただいてワンちゃんの病気の中でも大部分を占める「穀物アレルギーを改善する方法」についてご紹介したいと思います。
穀物アレルギーを改善する方法とは?
犬は元々肉食動物なので穀物を消化できる機能をもっていません。
ちなみに、肉類であれば4時間ほど消化できますが、穀物は少しの量でも16時間以上かかります。
「えっ!?消化できるの?」
実は、犬は穀物を全く消化できないわけではありません。野生の時は草食動物を狩って食べていたので、その草食動物が食べた穀物や草が胃の中に入った状態でそれごと食べていました。
だから、少ない量であれば穀物でも消化することができます。ただ、完全に消化するまでにすごい時間がかかりますが・・・。
少なからず少量の穀物であれば、不足した栄養を補うことができます。消化時間が長いということで「腹持ちが良い」というところも穀物のメリットもあります。
しかし、穀物の量が肉の量を超えてくると途端に犬の体に悪影響を及ぼす「凶器」に変わります。
穀物が危険な凶器に変わる瞬間!
穀物を主原料としたドッグフード食べ続けていると、犬は消化不良を起こして穀物アレルギーや尿路結石、皮膚病、糖尿病、肥満、生活習慣病などさまざまな病気を引き起こす原因になります。
こうなってしまうとどんな飼い主でも愛犬のことが心配になるのは当然です。しかし、この時にほとんどの飼い主の方がやってしまいがちな「ある間違い」があります。
「ある間違い」とは?
それは、動物病院に行って薬などで改善しようとする方法です。
これをしてしまうと本当にドツボにはまります。なぜなら薬は必ず副作用があるからです。
犬の体を見ていただけるとわかると思いますが、人間よりも明らかに小さいですよね。あの体に薬などを投与すれば、間違いなく副作用が起こってしまいます。
それによって今患っている病気が悪化したり、さらなる病気を引き起こすこともあります。
愛犬が病気を患っている方にお尋ねします。
- 薬を投与している愛犬の体調は、本当の意味で改善していますか?
- その場しのぎではないですか?
- また再発していませんか?
なぜなら根本的な原因は、毎日穀物を多く含む「ゴミ」のような消化できないドッグフードを食べているからです。
本当の意味でアレルギーを改善する方法
それは今食べているドッグフードを替えることです。本当にこれだけでコロっと病気が治ったりするときもあります。
もちろん、アレルギーの検査をすることもできます。しかし、人間と違ってアレルギーの検査は信ぴょう性が高くありません。
だから、高いお金を払ってアレルギー検査をするのであれば、まずはドッグフード見直すべきだと思います。
まずはドッグフードを見直すことが先決!
どのみちアレルギー反応が出ても、見直すべきところはドッグフードです。
そこで根本的にアレルギーを改善する方法としておすすめなのは、無添加ドッグフードを食べさせてあげることです。
もちろん、どの無添加ドッグフードでもいいわけではありません。しっかりワンちゃんの健康のことを考えて作られた高品質なドッグフードでないといけません。
「無添加ドッグフードって高いんじゃないの?」
いえいえ、そんなことはありません。良質な無添加ドッグフードの中にはコストパフォーマンスの面でとても優れたものもあります。
むしろ、何度も病院に通っているお金があるならそれを全てドッグフードに補填してあげてください。
私がおすすめする!アレルギーを根本的に改善する方法
まずは、
- ドッグフードを見直すことで、体内を改善する
- 治らなければアレルギーの検査をする。
- それでも治らない場合は病気が重篤化している可能性もあるので、病院を受診して獣医師の判断をきく。
これが私が最もおすすめする犬のアレルギーを改善する方法です。
いきなり獣医師さんの所に訪れても、必ずこう言われるはずです。
「まずはドッグフード替えてみましょう!」
その際に病院で販売しているドッグフードを勧めてくる先生もいます。しかし、それは病院の利益になるもので、結局のところそのドッグフードでは改善しないことが多いです。
良い先生であれば、その病院では扱っていない無添加ドッグフードのこと教えてくれます。なぜなら、そのドッグフードが犬にとって一番良いと分かっているからです。
私の愛犬が体調を崩した時にたまたま良い先生に巡り会うことができて、今では元気な姿を取り戻すことができました。
先生に頼ることも大切ですが、まずは自分自身で愛犬の今食べているドッグフードを見直すところから始めてみましょう。