トータルケアが出来る!ウェルケアを辛口評価【原材料/口コミ/評判】

pexels-photo-59523こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。

「ペットのための安心・安全を目指して」というキャッチコピーでイースターが販売しているドッグフード「ウェルケア」

犬種ごとに合わせてトータルケアをしてくれるというドッグフード「ウェルケア」の中身や実態はどうなのでしょうか…。

今回は様々な犬種別があるドッグフードの中でフレンチブルドッグ専用の原材料や成分を辛口評価したいと思います。また実際に購入した方の口コミや評判もまとめてみたいと思います。

イースターが販売している「ウェルケア」とは?

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商品名 ウェルケア
種類 総合栄養食/ドライフード
参考価格(税抜) 1,136円(単品購入時/amazon参考価格)
対応犬種/年齢 フレンチ・ブルドッグ用/成犬用
内容量 2.7kg
生産国 日本
備考 900g×3袋

主な特徴は以下の「5つ」です。

  1. 免疫力維持
  2. 健康な生活習慣
  3. 関節の健康維持
  4. お腹の健康維持
  5. 小粒タイプ

抗酸化作用のあるビタミンEと相乗効果のあるビタミンCを強化しています。さらに免疫細胞の活性化が図れるヌクレオチドを配合することによって免疫力の維持が出来ます。

健康な生活を送っていくために血管年齢を若返らせる効果や、老化防止に良いとされるコエンザイムQ10や体内でのエネルギー生成に欠かせないLカルニチンを配合しています。

軟骨成分が復活されると言われるグルコサミンやアンチエイジングに期待が出来るコラーゲンなど、関節に良いとされるものを配合しています。

満腹感を得られるという食物繊維と胃腸の働きを活発化させるビール酵母、便秘解消に効果的なオリゴ糖を配合することによってお腹の健康を維持します。

口や鼻がぺちゃんこで特徴的なフレンチブルドッグでも食べやすい小粒となっています。

愛犬の健康を維持するために様々なものが配合されていますがその他はどうなっているのでしょうか?次に、実際にウェルケアの原材料と成分を詳しく見てみましょう。

原材料と成分を徹底分析!

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安全なドッグフードを選ぶ上で欠かせない「原材料と成分」を確認してみましょう。原材料と成分で、危険だと判断したものは赤色で表示しています。

まずは原材料から!

チキン(鶏肉、チキンミール)、米糠小麦粉グルテンフィード米粉グルテンミールビートパルプ動物性油脂、植物性油脂、ケルプミール、酵母エキス、ビール酵母、オリゴ糖、酵母抽出物(ヌクレオチド源)、コラーゲン、グルコサミン、L-カルニチン、コエンザイムQ10、ミネラル類(食塩、炭酸カルシウム、塩化カリウム、硫酸亜鉛、ヨウ素酸カルシウム、硫酸銅)、ビタミン類(A、B2、B12、C、D3、E、塩化コリン、D-パントテン酸カルシウム、d-ビオチン)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-トリプトファン)、香料(ガーリックオイル)

次に保証成分をチェック!

粗たん白質…24.5%以上 粗脂肪…10.0%以上 粗繊維…4.5%以下 粗灰分…8.5%以下 水分…10.0%以下 カルシウム…0.9%以上 リン…0.7%以上 塩化ナトリウム…0.2%以上 リノール酸…1.0%以上 ビタミンA…9,000IU/kg以上 ビタミンE…180IU/kg以上 ビタミンB1…2.0mg/kg以上 ビタミンB2…4.0mg/kg以上 代謝エネルギー…335kcal以上/100g

独自基準「良質なドッグフードの6つの条件」で検証!

分析した原材料と成分をもとに、当サイトでおすすめしている「安全で良質なドッグフードを見極める6つの条件」を満たしているか検証してみましょう。

【条件①】100%無添加なのか?

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使われている添加物の香料(ガーリックオイル)ですが、これは玉ねぎと同じ成分を含んでいます。

成分量は玉ねぎより少ないですが、大量に摂取すると溶血性貧血などを起こす危険性があります。よって香料が使われているので、100%無添加ドッグフードとは言えません。

【条件②】主原料の「肉類」の品質は?

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原材料を見ると主原料が肉類となります。これは良いことなので評価できます。

ただ使われている肉類は「鶏肉」と「チキンミール」でした。鶏肉は何も問題はありませんが、チキンミールは内臓や骨などを粉にしたもので栄養がなくおすすめできません。

【条件③】「穀物類」への対応は?

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まず、使われている穀類が非常に多いと思いました。穀類というのは犬にとって消化がしづらく苦手なものなので多く含まれているというのは最悪です。

また使われている物も小麦や米は特にアレルギーになりやすいので危険です。

【条件④】良質な油(脂肪分)を使用しているか?

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使われている油脂類は「動物性油脂&植物性油脂」でした。

「動物性油脂」というのは病気や事故、腐敗した動物を使いまわして油を採ったものなのです。栄養がなくカサ増しに使われる低品質な油です。

【条件⑤】人間が食べられるほど高品質な原材料(ヒューマングレード)が使用されているか?

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公式サイトを確認してみたところ、ヒューマングレードのものを使用している記載はありませんでした。

高品質なドッグフードになってくるとヒューマングレードの原材料が必ずといって良いほど使用されているので、ドッグフード選びの判断基準にしてみてはどうでしょうか。

【条件⑥】「製造前」の品質チェックを行っているか?

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公式サイトを確認してみたところ、製造過程を具体的に書かれているものの、その中に品質チェックを行っている記載はありませんでした。

よって製造前の品質チェックは行っていないと判断します。

【結論】ウェルケアを辛口評価してみた結果・・・

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それではウェルケアの総合評価を発表しましょう。

その評価はずばり・・・

★★・・・ 2ツ星
(5段階評価中)

総合評価してみた結果『★★・・・(2ツ星)』だということがわかりました。特徴の通り、実際に愛犬の身体に良いグルコサミンやコラーゲンなどが入っていましたが残念ながらこの評価とさせていただきました。

ただ良い面ばかりではありませんでした。主原料は肉類ですが、穀物の種類が肉類に比べて多いので恐らく穀物のほうが多く含まれているようにも思えます。

また使われている肉類も「チキンミール」と低品質な肉類が使われているのが残念です。

他にも添加物は愛犬にとって不要な香料を使われており、また「ガーリックオイル」と危険性があるものが含まれているので注意が必要です。

口コミや評判からわかる実際の効果を見てみよう!悪評はあるのか・・・

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実際に愛用している愛犬家の方の口コミや評判を見てみましょう。購入前の参考になるものを集めてみました^^

小分けにされていて、保管するのにべんりがよく、うちのこもよく食べます。

<口コミ&評判 ユーザー1>

先ず、ウンチの量が半端なく増えました。与え始めから食後に戻すような仕草をするようになり一週間後から毎回嘔吐するようになったので中止しました

<口コミ&評判 ユーザー2>

食いつきがいいです。サイエンスプロや他のフードも試しましたがこのフードだけかなり食いつきがいいです。匂いもきつくないので絶対お勧めしたいです。

<口コミ&評判 ユーザー3>

うちのわんこはこれと2種類のを混ぜて食べさせますが、食いつきは抜群。

<口コミ&評判 ユーザー4>

価格が安くフレブル用なので購入してみましたが、家の子には合いませんでした。肌が若干弱いのでこの価格で肌のトラブルがなければ続けようと思うフードでしたがそれ以前にフードの粒が小さく丸のみ状態で食べてそのまま吐いてしまいます。今食べているフードの1/3以下で大変助かる価格ですが残念です

<口コミ&評判 ユーザー5>

香料のおかげからか「食いつきが良い」という飼い主さんが多かったですね。ただ、具体的な原因は分かりませんが、嘔吐や糞の量が増えたという犬もいるようですね。

ここには載せていませんが、価格が安いので助かっているという飼い主さんもたくさんいました。

【まとめ】

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以上、原材料や成分を解析した上で「良質なドッグフードの6つの条件」を満たすかどうか徹底検証してみました。

その結果、残念ながら『★★・・・(2ツ星)』だとわかりました。

犬種ごとに合わせたドッグフードだと公式サイトに書かれていましたが、原材料を見る限りそこまで良いドッグフードだとは思えません。

口コミでは食いつきや価格面での評判は良かったようですが、嘔吐などをしている子もいるようなので何とも言えません。

私としてフレンチブルドッグにあわせたフードだからといって、それが良い評価には繋がらないと思いました。

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