【phコントロールは必須条件】尿路結石の犬に最適なドッグフード！

こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。

犬がかかる病気の中で特に多い「尿路結石」。おそらく「愛犬が尿路結石で悩んでいる・・・」という方や、「尿路結石を予防してあげたい！」といった方も多いでしょう。

ただ、尿路結石と聞いても具体的にどういう病気なのかきちんと把握している飼い主さんは少ないです。発症の原因や予防法などが分からない場合もあります。

まずは以下の２つを紹介します。

この２つを踏まえた上で、尿路結石予防におすすめのドッグフードを紹介します。

尿路結石ってどういう病気なの？

尿路結石とは、名前のとおり尿を排泄する通路に結石という石のような塊ができる病気です。

症状として現れるのが、尿道を結石が塞ぐために１度の尿量が減ります。さらに悪化すると尿が全く出なくなったり、おしっこをしようと踏ん張りすぎて血尿が出てしまうこともあります。

この病気を放っておくと上手く尿が排泄されず、腎臓にダメージを与えるため「腎不全」になります。更に悪化すると「尿毒症」という病気になり、最悪の場合、命に関わる病気になる危険もあります。

尿路結石はしっかりと治療をし「完治」しないと再発する危険性が高く、投薬や外科手術をする可能性も出てきます。

まずは尿路結石ができる原因を紹介していきます。そのあとに予防法についてもご説明します。

結石には種類があり「ストラバイト結石」「シュウ酸カルシウム」「尿酸塩」「シスチン」の４種類があります。

それぞれ種類によって原因は変わります。尿石の中でも特にできやすいのが「ストラバイト結石」と「シュウ酸カルシウム」です。

「ストラバイト結石」は遺伝から出来やすい犬種もありますが、多いのが細菌か膀胱に入り込み「膀胱炎」などの感染症を引き起こし、尿のph値が酸性からアルカリ性に傾くことによって、結石が融解できずにストラバイト結石になります。

犬の尿路結石の半分以上が「ストラバイト結石」だと言われています。

「シュウ酸カルシウム」は尿のph値に関係なく出来る可能性があります。老犬の尿路結石は「シュウ酸カルシウム」が多いと言われています。

尿路結石の予防法として最も効果的なのが「食事管理」です。

普段、総合栄養食のドッグフードを与えていても、頻繁におやつなどを与えていると栄養バランスが崩れてしまうので、おやつなどの与えすぎには注意が必要です。

ドッグフードの種類によってはphを弱酸性にコントロールするドッグフードがあるのでそちらを利用するのが効果的です。

次に大切なのが「水」です。体内の水分量が少なくなると尿量が減り、体内で結晶化させる成分が排泄されず溜まっていきます。

普段からおしっこがしっかりと出るように、たくさん水分が摂れるような環境づくりが大切です。

先ほども言いましたが、尿路結石を対策・予防するためには「ph値」をコントールできるドッグフードを選ばなくてはいけません。

そこでph値に着目して作られた尿路結石に最適なドッグフードを３つ選びました。愛犬が尿路結石で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ナチュラルハーベスト(セラピューティックフォーミュラフラックス)は、尿路結石に対して特化して作られたドッグフードです。

主な特徴として「健康的な尿量へのサポート」と「ph値を正常な数値に戻す」などの効果に期待ができます。

またミネラルバランスや健康的な尿路への配慮もされているので、改善に期待がもてる製品です。

FORZA10（フォルツァディエチ）はイタリア発のドッグフードで、「AFSタブレット」という５つの有効成分が犬の腎臓や泌尿器系に健康維持を働きかけます。

他のサイズは全て小粒タイプですが、8kgサイズだけ中粒タイプとなっているので注意が必要です。