こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
ドッグフードを選んでいく上で安全性は気になりますよね。でも原材料や生産国を見ても安全かどうか分かりにくいと思います。
私たち人間が食べる食品では国産(made in japan)が1番安全ですが、ドッグフードも国産が一番安心だと思っていませんか?
先に結論を言いますが、正直なところ国産のドッグフードは品質が悪くおすすめできません。実は日本はドッグフードでは2歩も3歩も後ろをいく後進国です。もっとも品質が高いのはヨーロッパのドッグフードです。
それを踏まえた上で、まずは以下の内容をご紹介します。
- 国産ドッグフードをオススメできない理由
- 外国産ドッグフードのメリット・デメリット
そして、国産ドッグフードの中でもまだ品質が良いものを厳選しました。もしどうしても国産ドッグフードを買いたいという方は参考にしてみてください。
国産ドッグフードをおすすめ出来ない理由とは!?
私が国産ドッグフードをおすすめしない1番の理由は先ほど言ったとおり「日本がペットフード後進国」だからです。
ペットフードの先進国であるドイツやスウェーデン、イギリスなどのヨーロッパ諸国に比べて日本のペットフードはまだまだ法が整備されておらず、曖昧な状態です。
2009年になってやっと日本でもペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードにメスが入りました。それが「ペットフード安全法」です。
でも、これが制定された理由が「カナダのペットフードが大規模でリコールされたから」なのです。日本は「事件が起きてから規制を制定する」といった対処しかとれていないのが現状です。
もしこの大規模なリコールがなければ、日本はもしかしたらペットフード安全法が制定されず、規制が緩いままだったかもしれません。
もちろん危険性の低い国産のドッグフードもありますが、まだまだペット先進国で開発された”厳しい規制をクリアしたドッグフード”とは比べる対象にすらなりません。このような理由から、私は国産よりも海外の通販限定ドッグフードをおすすめしています。
外国産ドッグフードの「メリット」と「デメリット」について
外国のドッグフードにも「メリット」と「デメリット」があります。それぞれ紹介していきたいと思います。
外国産フードの「メリット」
まず1つ目が「厳しい規制」です。
ペット先進国であるイギリスだと、ドッグフードの製造や販売をするにあたって原材料から副産物まで徹底した規制のもと、厳格な法律が定められています。
ドイツの場合だと「ヒューマングレード(人間が食べれるほど高品質)の原材料のみで製造しなければいけない」という規制があるほどです。
そして2つ目が「安心感」です。
国産のドッグフードだと原材料の表記に「チキン等」や「動物性油脂」といった曖昧な表記がされています。しかし外国産フードにはこと細かく使用している原材料が表記されています。
さらに、一部のドッグフードでは含まれている割合まで表記されているほどです。これはその製品に対する販売会社の自信の表れであり、同時に購入する飼い主の安心感につながります。
外国産フードの「デメリット」
まず1つ目のデメリットが「輸送の問題」です。
外国産のドッグフードは輸送されてくる際にパッケージが破損する可能性があります。もちろん、そのようなことがないように対策されているドッグフードもありますが、可能性は0ではありません。
2つ目のでデメリットが「国によって危険なフードもある」ということです。
外国産の製品といえど全て品質が高いとは言えません。先ほどいったとおりヨーロッパの製品は品質は高いですが、それは全世界共通とは言えません。
個人的に避けるべきは「アメリカと中国」です。アメリカはペットフード先進国ですが、レンダリング工場などの悪い噂もたくさんあるので避けるのが無難だと思います。中国は・・・言わなくても分かると思うのでここでは省きます^_^;
心からおすすめできないけど・・・国産ドッグフードを買うならこの3つ!
国産フードの中でもまだ評価できるドッグフードを3つ厳選しました。自信をもっておすすめすることはできませんが、参考にしてみてください。
【第3位】PLUS1(プレミアムドッグフード)
評価 | ★★★・・ (3ツ星製品) |
---|---|
商品名 | PLUS1(プレミアムドッグフード) |
参考価格(税抜) | 2480円(単品購入時/公式参考価格) |
対応犬種/年齢 | 全犬種用/成犬用 |
内容量 | 1.5kg |
生産国 | 日本(国産) |
備考 | 特になし |
PLUS1(プレミアムドッグフード)は、保存期間は1ヶ月と短くなっていますが、オーダーした分だけ製造となっているので新鮮な状態で届きます。
肉類などの品質は高いですが、消化によくない穀類が少し使用されているところが△です。ただ、国産の中では品質もそこそこ良いドッグフードです。
【第2位】プリモ(ベーシック)
評価 | ★★★・・ (3ツ星製品) |
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商品名 | プリモ(ベーシック) |
参考価格(税抜) | 1556円(単品購入時/公式参考価格) |
対応犬種/年齢 | 全犬種用/全年齢対応 |
内容量 | 1kg |
生産国 | 日本(国産) |
備考 | 冷暗所で未開封6ヶ月、開封後1ヶ月 |
プリモ(ベーシック)は、生食に限りなく近い状態のフードです。肉類や魚類が豊富に使用されているので栄養面は安心できます。
ただ、賞味期限がその分短くなっているので保存方法に注意が必要です。
【第1位】ドットわん
評価 | ★★★・・ (3ツ星製品) |
---|---|
商品名 | ドットわん(red-mind) |
参考価格(税抜) | 1728円(単品購入時/amazon参考価格) |
対応犬種/年齢 | 全犬種用/全年齢対応 |
内容量 | 500g |
生産国 | 日本(国産) |
備考 | 特になし |
ドットわん(red-mind)は、原材料を全て日本各地から調達し、パッケージの表記にもどこの県で調達したものかをしっかり明記しています。
国産フードの中では比較的品質が高いドッグフードです。ただ、内容量が少ない割に価格がかなり高いので、これなら高品質なヨーロッパ産のドッグフードを購入できます。
管理人としては、あえて高額な費用を払ってまで選ぶべきフードではないように思いました。
まとめ
国産フードの中にも品質が高いものがありましたが、それは国産の製品だけを評価する場合に限定されます。何かこだわる理由がないかぎり国産フードを選ぶ必要はないと思います。
安全性で選ぶならペット先進国であるドイツやイギリスのドッグフードをおすすめします。
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