ドッグフード『グリーンプラス』を辛口評価【原材料/口コミ/評判】

dog-puppy-small-dog-young-dog-39825こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。

犬猫自然食本舗が定番として販売しているドッグフード「グリーンプラス」

自然素材のみを使用し、栄養バランスの良い無添加フードだそうですが安全性や栄養成分はどうなのでしょうか・・・。

「グリーンプラスが気になる!」という方のために今回も厳しく原材料や成分を辛口評価したいと思います。

また後には実際に購入されたかたの口コミや評判も紹介したいと思います。5つの味の種類がある中で今回は「チキン味」を参考にしていきます。

1年半かけてリニューアルされた「グリーンプラス」とは?

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商品名 グリーンプラス(チキン味)
種類 総合栄養食/ドライフード
参考価格(税抜) 1,490円(単品購入時/公式サイト参考価格)
対応犬種/年齢 全犬種用/成犬用
内容量 1kg
生産国 日本
備考 国内産原料使用

主な特徴は以下の「3つ」です。

  1. 鶏肉
  2. ノンオイルコーティング製法
  3. 毛艶対策

鶏肉は高たんぱく、低カロリーとなっており、チキン味は5種類の中で2番目にカロリーが低くなっているので肥満気味の愛犬におすすめです。

ドッグフードを油でコーティングしていないので、油独特の臭いと触った時のべた付きがほとんどありません。毛艶対策に抗酸化作用のある米糠を使用することで毛艶を維持することが出来ます。

上記の3つにこだわっているようですが他の原材料はどうなんでしょうか?次に、実原材料と成分を詳しく見てみましょう。

原材料と成分を徹底分析!

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危険性があるのか原材料と成分を確認していきましょう。危険だと判断したものは赤色で表示しています。

まずは原材料から!

鶏肉・小麦粉・雑穀(大麦玄米はと麦もちあわもちきび玄ソバとうもろこし大豆)・米ぬか・あご・かつお・野菜(大根葉・にんじん・ごぼう・キャベツ・白菜・高菜・パセリ・青じそ)・菜種油・発酵調味液・卵殻カルシウム

次に保証成分をチェック!

粗蛋白質 19.9%以上、粗脂肪 2.9%以上、粗繊維 2.3%以下、粗灰分 1.2%以下、水分 7.0%以下、カルシウム 654.3mg、マグネシウム 53.2mg、リン 244.5mg、ナトリウム 25.2mg

独自基準「良質なドッグフードの6つの条件」で検証!

当サイトでおすすめしている「安全で良質なドッグフードを見極める6つの条件」を満たしているか分析した原材料と成分をもとに検証してみましょう。

【条件①】100%無添加なのか?

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最初でもすこしだけ触れましたが、添加物は使われていません。そのため安全性は非常に高いのですが、その分開封後はしっかりとした保存・管理をしましょう。

【条件②】主原料の「肉類」の品質は?

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一番初めに鶏肉と表記され主原料となっているので評価が出来ます。また単一のたんぱく源なのでアレルギーの特定がしやすくなっているのも出来ます。ただもう少し付け加えるならパーセンテージ表記をして欲しいところでした。

【条件③】「穀物類」への対応は?

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鶏肉の次に「小麦粉」が多く含まれていました。「小麦粉」はアレルギーを引き起こす危険性が高いので好ましくありません。

また雑穀のところに相性の悪い穀物が豊富に含まれているので愛犬が消化不良になる危険性があります。

【条件④】良質な油(脂肪分)を使用しているか?

abura使われている油は「菜種油」でした。植物性オイルと書かず、具体的に表記されているのは良いことです。

また「菜種油」はオメガ6脂肪酸という栄養素が含まれているので、皮膚疾患などの改善に効果が期待できます。

【条件⑤】人間が食べられるほど高品質な原材料(ヒューマングレード)が使用されているか?

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公式サイトを見てみたところ、「人間が食べるレベルの素材を使用している」という記載がありました。なので原材料の品質に関しては信用が出来ます。

【条件⑥】「製造前」の品質チェックを行っているか?

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公式サイトを確認してみたところ、商品が出来るまでの流れが具体的に書かれていました。その中では放射線検査や検品がしっかりと記載されていました。なので工場での品質管理などは安心できそうです。

【結論】グリーンプラスを辛口評価してみた結果・・・

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それでは総合評価を発表しましょう。

その評価はずばり・・・

★★・・・ 2ツ星
(5段階評価中)

総合評価してみた結果『★★・・・(2ツ星)』だということがわかりました。特徴どおりこだわっていた鶏肉は残念ながら割合が表記されていませんが、しっかりと主原料になっていました。

無添加で、ヒューマングレードのものを使用していると凄く良いことだと言えます。ただ穀類が多すぎるなという印象でした。また毛艶対策で「米糠」が使用されているということでしたが、ワンちゃんにとって「米糠」も消化不良になりやすいので注意が必要です。

ヒューマングレードの品質であってもアレルギーは関係なく引き起こす可能性があるので注意しましょう。

口コミや評判からわかる実際の効果を見てみよう!悪評はあるのか・・・

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実際にドッグフードを与えた愛犬家の方の口コミや評判を見てみましょう。

愛犬の体にも良さそうだし、香りも良くて、ドックフード独特の油ぎった感じが無く、私としてはとても気に入りました。愛犬はおいしそうに食べていましたが、生まれつき胃腸が弱く、お腹がゆるくなってしまったので、ちょっと継続は難しいかもしれません。

<口コミ&評判 ユーザー1>

脂肪の少ないものを探してました。味も気に入ったようで元気に食べてます。また購入したいと思います。

<口コミ&評判 ユーザー2>

愛犬も初めはペロッと完食していましたが、数日すると未消化のまま吐き出しをしました。ホームページにもあるように手製のスープでふやかして与えましたが、それでも何度もカラ嘔吐をしてしんどそうなときがあります。うちの犬には合わないようなので、「犬の雑穀ごはん」の方を継続しようかなと思います。

<口コミ&評判 ユーザー3>

開けた時にする、あのドッグフードの独特な匂いがないっ!ウチはほとんどが手作りごはんで、人間共々、主に魚を食べ、肉類は週に1回あればかなりいいほう。今回たまたま見つけて購入。食べた後の満足顔がいつもと違うのは、親バカのせいではないと信じたいですね。

<口コミ&評判 ユーザー4>

商品自体は材料を見ても、説明を読んでも安心できるいいフードだと思います。でも・・・うちのわんこの食いつきは相変わらず悪いです。フード嫌いなうちのわんこは大きい粒だと食べないし、中くらいだと種を出すかのように口から吐き出すので、これくらい小さいと途中で面倒くさくなって仕方なく食べてくれます。

<口コミ&評判 ユーザー5>

特徴のとおりドッグフード特有の臭いや油のべた付きがなく喜んでいるという意見がたくさんありました。

残念ながら胃腸が弱い子は吐いたりしてしまっているので注意が必要ですね。もし与えるとしたら他のものと混ぜて与えるほうが良さそうです。

【まとめ】

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以上、自然素材を使用したグリーンプラスの原材料や成分が「良質なドッグフードの6つの条件」を満たすかどうか徹底検証してみました。

その結果、残念ながら『★★・・・(2ツ星)』だということがわかりました。まとめてみて、「穀類に不安がのこる無添加ドッグフード」だということが分かりました。

自然素材を使用した無添加ドッグフードだということで期待していましたが、原材料を見てみると穀類が多く含まれているので正直がっかりしました。

口コミでは実際に胃腸の弱い子が吐いてしまっているので、胃腸の弱い子や年老いたワンちゃんは特に避けたほうが良いと思います。

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