こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。

危険な添加物が使用されていたり、粗悪な肉類や油脂類が使用されていたりと、ドッグフードの安全性に疑問や不安を感じている方も少なくありません。

そんな中で安全なドッグフードを選ぶとなると「オーガニック（無農薬）」の製品が思いつくかもしれません。愛犬の将来のことを考えると、できるだけ安全で品質がいいものを食べさせてあげたいでよね。

そこで今回はオーガニックのドッグフードでおすすめの製品を紹介したと思います。まずはおすすめの製品を見る前に「オーガニック（無農薬）」の製品はどのような特徴があるのか見ていきましょう。

オーガニック（無農薬）とは？

オーガニックとは農薬を使わない「無農薬」という意味です。それと同時に「有機」という意味ももっています。つまり、有機農業というのはオーガニック農法と同じ意味になります。

オーガニック農法というのは法律で、

• 化学農薬や化学肥料を使用しない
• 遺伝子組み換え技術を使用しない
• 環境への負荷を出来る限り軽減

このように定められています。これを踏まえると、オーガニックの「食品」はこのような意味をもってきます。

• 化学農薬や遺伝子組み換えなどを使用していない農産物
• 抗生物質や環境ホルモンなどを使用せず、自然に近い状態で育てられた肉類

このように理解することができます。「一般食品に比べてオーガニックは安全か？」と聞かれれば間違いなく安全だと言えます。ただし、危険性がゼロかと言われれば・・・そういうわけでもありません。

特に注意してほしいのが「オーガニックドッグフードは原材料全てがオーガニックではなくても名乗れる」ということです。

オーガニックドッグフードとして名乗るには原材料全てがオーガニックではなければいけない・・・とは定められていません。原材料の一部がオーガニックであれば「オーガニックドッグフード」と名乗ることができるのです。

また、いくらオーガニックでも犬にとって”危険なものは危険”だということです。たとえ、オーガニックで品質の高いトウモロコシや小麦でもアレルギーを引き起こす危険性はありますし、量次第では消化不良を起こすこともあります。

オーガニックというだけで「安全」と結びつけるのは安易すぎる考え方なのかもしれません。

オーガニック（無農薬）のドッグフードおすすめは「３つ」だけ！

オーガニックフードとして販売されている中でも特におすすめのものを「３つ」紹介したいと思います。

【第３位】ソルビダ

ソルビダは、主要原料は全てオーガニックで構成されています。ペット栄養学に基づいて栄養が考えられているので健康維持にも期待ができます。

ただ、オーガニックチキンが主原料というのは評価できますが、消化されにくい穀物やオーガニックパウダーが使用されていること、そして価格の高さが難点です。

【第２位】ヤラー(オーガニック)

ヤラー（オーガニック）は、使用している原材料全てがオーガニックとなっています。またオランダとスウェーデンの2カ国の機関から認証を受けているので、品質も安心できます。

ただ、主原料に消化しにくい穀物（トウモロコシ）が使用されています。アレルギーを持ちのワンちゃんやお腹が弱い子は避けたほうがいいでしょう。

【第１位】ナチュラルナース

ナチュラルナースの価格は上記2つの製品に比べてかなり高くなっています。ただその分、安全性も高くなっています。

主原料には「ラム肉」と「カンガルー肉」が使用されています。カンガルー肉はドッグフードで使用される肉類の中では珍しいタイプです。

カンガルー肉はアレルギーの危険性は低いのですが、馴れない肉類なので食いつきにムラがでる可能性はあります。

まとめ

以上、3つのおすすめドッグフードを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

紹介しておいてアレですが、オーガニック食品だからといっても全て安心できるわけではありません。どちらかというと、犬の場合は「無添加、アレルギー対策済み」のドッグフードの方が安心できます。

「無添加、アレルギー対策済み」のドッグフードは基本的に高品質のものが多く、管理人としてはオーガニックを重視するより、そちらを検討材料にしていただきたいです。

⇒ 管理人おすすめ！安全な無添加ドッグフード３選はこちら

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