こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
オーガニック素材を使用し、ヨーロッパでシェア率ナンバー1のドッグフード「ヤラー(グレインフリー)」。
オーガニック素材を使用しているということで品質は大丈夫そうですが、使用している原材料は愛犬にとって安全なのか辛口評価したいと思います。
実際に口コミではどのような評価を受けているのかも検証していきたいと思います。
オランダ生まれのドッグフード「ヤラー(グレインフリー)」基本情報
商品名 | ヤラー(グレインフリー) |
---|---|
種類 | 総合栄養食/ドライフード |
参考価格(税抜) | 7,095円(単品購入時/正規品販売店参考価格) |
対応犬種/年齢 | 全犬種用/成犬用 |
内容量 | 2kg |
生産国 | オランダ |
備考 | 特になし |
主な特徴は以下の「3つ」です。
- 人間と同じ原材料
- 自然フード
- 皮膚の病気を防ぐ
使用している有機原材料は全て人間が食べても大丈夫な原材料から生産されているので安心です。犬が自然界で食べていた食事に近づけた自然フードとなっているので、本来持っている免疫力を維持し、病気を防ぎます。
添加物や農薬、化学肥料が使用された原材料は使用していません。これらによる皮膚の病気を防ぎます。
原材料は人間と同じレベルの物を使用し、未然に病気を防いでくれると聞こえは良いですが・・・。それでは原材料と成分を詳しく見てみましょう。
原材料と成分を徹底分析!
実際に使用している「原材料と成分」を確認してみましょう。危険なものは赤色で表示しています。
まずは原材料から!
鶏肉、グリーンピース、イエローピース、じゃがいもデンプン、ヒマワリの種皮、鶏脂、海藻、乾燥レバー(豚)、魚(ニシン)、ビタミン類(VC、VB3、VB12、パントテン酸、塩化コリン、ビオチン、VA、VB2、VK、VB1、VB2、葉酸、VD3)ミネラル類(炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、硫酸コバルト、ヨウ化カリウム、亜セレン酸Na)酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ビタミンE)
次に保証成分をチェック!
粗蛋白質 32.0%、粗脂肪:14.5%、炭水化物 33.8%、粗繊維 3.6%、粗灰分 7.1%、水分 9.0% 394kcal/100g
「品質を見極める6つの条件」で徹底検証!
当サイトでおすすめしている6つの条件を上記の原材料は満たしているか検証してみましょう。
【条件①】100%無添加なのか?
保存料として酸化防止に使用しているのは「ローズマリー抽出物」と「ビタミンE」でした。これらは天然由来の成分を使用しているのでワンちゃんの身体には安全だと言えます。
【条件②】主原料の「肉類」の品質は?
使用している肉類は「鶏肉・乾燥レバー(豚)・魚(ニシン)」の3種類が使用されていました。これら3種類は品質、鮮度どちらも問題はなく、主原料に使用されているので安心です。
しかし、単一タンパク源では無いので、アレルギーになった場合原因の特定が難しくなります。
【条件③】「穀物類」への対応は?
名前のとおり穀類を一切使用していません。穀類が使用されていないので穀類から摂れる栄養価はありませんが、穀物アレルギーや消化不良による下痢や嘔吐の可能性は減ります。
【条件④】良質な油(脂肪分)を使用しているか?
使用している油は「ひまわりの種皮」と「鶏脂」が使用されていました。「ひまわりの種皮」は血流の流れをサラサラにしてくれる効果や綺麗な皮膚・健康的な被毛にしてくれる効果が期待できます。
【条件⑤】人間が食べられるほど高品質な原材料(ヒューマングレード)が使用されているか?
特徴でも紹介しましたが「人間と同じ原材料で生産している」という記載がありました。ヒューマングレードの原材料を使用しているということで品質は安全だと言えます。またオーガニック素材も使用しているということなので品質はかなり高くなっています。
【条件⑥】「製造前」の品質チェックを行っているか?
工場、品質チェックが行われているか公式サイトを確認してみたところ、工場は「HACCP」の認証がされているそうです。結果、工場での品質管理や衛生管理は出来ています。また原材料のトレーサビリティについても記載がありましたので安全です。
【結論】ヤラー(グレインフリー)を辛口評価してみた結果・・・
それでは「ヤラー(グレインフリー)」の総合評価を発表します。
その評価はずばり・・・
★★★・・ 3ツ星
(5段階評価中)
総合評価してみた結果『★★★・・(3ツ星)』だということがわかりました。原材料をまとめてみると危険なものは使われておらず、品質に関しては『5ツ星製品』に匹敵するレベルでした。
なぜこの点数にしたかというと、価格がかなり強気の設定になっているがゆえに危険と言うわけではありませんが微妙に不満があります。
この価格設定であれば肉類の種類を1つに限定にするのと使用している割合の具体的な%表記などもしておいて欲しいところです。
カロリーが100g辺り、394カロリーと平均より少し高めになっているので、しっかりと分量を量って与えてあげましょう。与えすぎると肥満になりやすいかもしれません。
口コミや評判からわかる実際の効果とは?悪評はあるの??
ヤラー(グレインフリー)の口コミをまとめてみました。購入するか迷っている方は是非参考にしていってください。
はじめて購入しました。食いつきが良く、毎日美味しそうに食べています。
<口コミ&評判 ユーザー1>
小型犬にとっては、少々大玉なのて、このタイプ(グレインフリー)の小粒タイプが、メーカーより発売される事を願っております。
<口コミ&評判 ユーザー2>
獣医師によると、犬は肉を食べる動物で穀物はアレルギーを起こす可能性があると。しかし、フードの成分をよく見ないと穀物が主で肉がおまけ的・・・あるいは○○ミールとか。安いフードはそれなりの材料なんです。ヤラーはその点安心できます。アボダームに比べて高価ですが、なんとか良い結果につながるといいと思って購入しました。
<口コミ&評判 ユーザー3>
まだ発売して2年ということで、そこまで認知されていないのか口コミの数は少なかったです。
食いつきは良いようですが、健康面ではまだ効果が出ていないみたいですね。口コミが増えてきたらどんどん追記していきたいと思います。
小型犬には粒が少々大きいようなので、喉が詰まらないように注意が必要です。正規品販売店によると「直径約13mm」なので、普段のドッグフードと比べてから購入しましょう。
まとめ
以上、「ヤラー(グレインフリー)」の原材料や成分、口コミを徹底検証してみました。検証してみた結果『★★★・・(3ツ星)』だとわかりました。
まとめると「品質は最高品質だが、価格も超高級品のドッグフード」だと分かりました。
もしグレインフリーのドッグフードを探しているのであれば、他に「価格も適正で品質の良いグレインフリーの製品」があるので、私はそちらもおすすめします。