こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
犬は元々肉食動物だということを知っていましたか？私たちがペットとして飼う前の野生の犬は、草食動物を狩ってそれを食べていました。
だから、犬の体にとって一番必要なのは肉類です。それなのに市販のドッグフードの主原料は「穀物」になっているのです。
これはどうしてなのでしょうか・・・ドックフード研究家の管理人が詳しく説明します。
どうして主原料が「穀物」なの？
まず結論から言うと、ドッグフード業者がコスト削減をしたいからです。だって、肉を使うより穀物を使ったほうが明らかに安く済みますよね。
だから穀物をたくさん入れて肉類を少なくすることで、利益を多く出そうとしています。でもこれだけならまだマシです。
利益を出すのは企業として当たり前のことですし、コスト削減は仕方のないことです。ですが、この穀物は犬の体にとって致命的なダメージを与える原材料になってしまいます。
穀物を食べ続けるのはホントに危険です！
先程のご紹介しましたが、犬はもともと肉食動物です。だから本来は主原料に肉類の割合が多いドッグフードを食べないといけません。
それなのに穀物を主原料としたドッグフードを食べ続けるとどうなるでしょうか？
犬は穀物を消化できる機能をもっていないため、消化不良を起こしアレルギーを発症したり、さまざまな病気を引き起こす原因になります。
企業としてコスト削減するのは当たり前だと思います。しかし、家族の一員である大切な愛犬の体を害する原材料を入れてまで「コスト削減」している状況です。
えっ！？穀物も少しは必要なの？
草食動物を食べる際に、その草食動物が食べた穀物が胃の中に入っている状態で犬は捕食していました。
だから、少量の穀物は犬の体にとって害にはなりません。むしろ栄養面から必要な部分もあります。また、腹もちを良くするといったメリットもあります。
しかし、穀物の量が”明らかに肉の量を超えてくる“と犬の体にとって危険な原材料に変わってしまうのです。
穀物が多いドッグフードはたくさんあります！
穀物が主原料になっているドッグフードはかなり多いです。
市販の安価なドッグフードから高級ドッグフードと言われる物まで、ほとんどのものが「穀物が主原料」になっています。
だから飼い主がしっかりドッグフードを選んであげなくてはいけません。
もちろん全てが穀物が多いドッグフードではありません。しっかり犬の体のことを考えて作れたドッグフードもあります。
愛犬の体に安全なドックフードを探して買ってあげるのは飼い主の役目です。
愛犬に少しでも長生きして欲しいと願うなら、ぜひ今食べているドッグフードを見直してあげてくださいね。
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