こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
ドライタイプのドッグフードは、一般的に1ヵ月程度で使い切るのが理想だと言われています。
なぜなら、ドッグフードは空気に触れてしまうと中に含まれる油脂分が酸化して、徐々に品質が低下していくからです。
新鮮なままドッグフードを食べきるには、その期間が「約1ヵ月程度」だと言われているのです。
叩き売りされた安いドッグフードには特に注意!!
たまに、近所のホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどで、8kgや10kg、大きいもので15kgのドッグフードがびっくりするような価格で叩き売りされています。
「半額になってるし、長持ちしそうだから15kgのドッグフード最高!!!」
経済的なことや、買いに行く手間のことを考えると15kgのドッグフードはとても魅力的です。もちろん、大型犬で大食いの犬なら15kgでもなんとか1ヶ月で食べ切ることができるでしょう。
でも、小型犬ならどうでしょうか?
とてもじゃないけど15kgのドッグフードなんて1ヵ月で食べきることはできません。普通に食べていれば半年以上は持つ量だと思います。
さすがに、小型犬に15kgを買う人はめったにいないと思いますが…。それでも8kgぐらいなら購入してる人もかなり多いと思います。
1ヵ月で食べきることができるなら問題はありません。しかし、食べきることができないならドッグフードが徐々に危険な食べ物に変わっていくことを知っておかなくてはいけません。
ドックフードは非常食ではなく「生モノ」です。
ドッグフードには粗悪な原材料を隠すために、危険な添加物がたくさん混ぜられています。
とてもじゃないけど食べ物とは言えない原材料が入っているものも多く、それを加工するためにたくさんの添加物を混ぜています。
もちろん、長期保存するための目的もありますが・・・。
もし賞味期限を超えて保存した場合どうなるでしょうか?
危険な添加物の効力が消え、世にも恐ろしい粗悪な原材料が表に出てくるんです。
ただでさえひどく酸化して、カビや虫が湧いているようなドッグフードに、追い打ちをかけるようにして粗悪な原材料が出てきてしまいます。
あの茶色いコロコロしたドッグフードからは想像もできないかもしれませんが、ドッグフードは非常食ではなく「生モノ」です。きちんと保存し、賞味期限内に食べきらないといけないんです。
賞味期限は開封後1ヶ月です。
大事なのは、1ヶ月で食べきれる量のドッグフードを購入することです。
もったいなくても、賞味期限切れのドッグフードは与えないでください。何度も言いますが、賞味期限は開封後約1ヵ月です。
今この記事を見て、「もう8kgのドッグフードを買ってしまった…」
このような方もいるでしょう。とりあえず8kgのドッグフードを1ヵ月で食べ切れない場合は、もったいなくても捨てるようにしましょう。
特に梅雨の時期から夏場の高温多湿の時期にかけては、酸化のスピードも非常に早く、カビや虫が湧きやすくなります。
新鮮な状態を保つためにはこのような保存方法もあります。
これは100均で売っているので、まずドッグフードを小分けにしてからこれで封をしっかります。そうすれば少しは酸化のスピードを遅く出来ます。
ただし、この方法だからといって長期保存できるわけではありません。あくまで1ヵ月の間を新鮮な状態で保つための方法です。
愛犬の体のことを真剣に考えてあげるなら、保存期間には特に気をつけてあげましょう。