こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
ドックフードに含まれている原材料や添加物は全てパッケージに記載されています。
そのパッケージには“ある決まり”があって、それを知っておくことでそのドッグフードの良し悪しがすぐに判断することができます。
まず重要なのは、ラベル表示の書かれている順番です。ラベル表示は「多く含まれている順番に書く決まり」があります。
つまり、一番始めに記載されている原材料がそのドッグフードのメインとも言える主原料なのです。
ここに「トウモロコシ」などが書かれていたら最悪です。そのようなドッグフードは、愛犬が消化できない「ゴミ」のような食べ物だからです。
内容表示の順番は、ドッグフードを見極める最も簡単な材料
ドッグフードにはたくさんの原材料や添加物が混ぜられています。一つ一つ見ていくと、どれが良くて、どれが悪いのかわからないと思います。
ドッグフードの良し悪しを見極めるときには、まず内容表示の”一番始めに書かれている主原料”を確認することが重要です。
そこに、犬にとって悪影響な原材料が書かれていればそのドッグフードは危険なものだとわかります。
例えば、先ほど言ったような「トウモロコシ」。
一見、人間でも食べれるものなので犬にとっても安全な食材だと思いがちです。しかし、トウモロコシなどの「穀物類」は犬にとっては危険な原材料なんです。
犬は穀物類をうまく消化できる機能を持っていません。穀物類は基本的に消化が遅く、私たち人間のように長い小腸を持っていれば時間をかけて消化することができます。
ですが、愛犬の体を見てください。
私たち人間よりも明らかに小さいですよね。それと同時に内臓や小腸も短いんです。すると、消化できない穀物類が”ゴミ”となって体の中に溜まっていきます。
その結果、消化不良を起こして消化器官系の異常や、重病を引き起こす可能性もあるのです。ただし、少量の穀物なら腹持ちが良いというメリットもあります。
穀物の量を見極めるためには、内容表示の順番を確認すればわかります。しかし、1番目や2番目に穀物類が書かれているドッグフードはかなり危険だと覚えておかなくてはいけません。
あなたの愛犬が食べているドッグフードの主原料は何ですか?
この記事を読んだら、まずはあなたの愛犬が食べているドッグフードのラベル表示を見てください。一番始めに書かれているものはなんですか?
まさか穀物類が書かれてはいませんよね。それともよくわからない肉類の表示が書かれていませんか?
本当に安全なドッグフードには、鶏肉でもその部位まできちんと書かれているものです。
主原料とも言える部分によくわからないものが書かれているドッグフードは本当におすすめできません。
ドッグフード選びに失敗しないためには、まずは原材料の順番を確認してください。これは簡単にできることなので、まずはそこから愛犬のドッグフードを選び直してみましょう。