こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
愛犬がドックフードを食べずにおやつばかり食べるのって困っちゃいますよね^_^;
ドックフードだけならまだしも、おやつを毎日購入していると案外費用もかかっちゃうので、飼い主としては悩ましい問題です。
でも、「うちの愛犬はおやつが好きなんですよー」なんて簡単に考えていけばいけません。愛犬がドッグフードを食べずに、おやつしか食べないのにはきちんとした理由があります。
その理由とは、おやつで栄養を摂ろうとしているのです!
本来ならドッグフードで栄養を摂るべきなのに、それがきちんと摂れていないからおやつで栄養を補ろうとしているのです。これってすごい問題ですよね。
意外と飼い主の方でも気づいていない方が多いので詳しくご説明しますね。
愛犬がおやつばかり食べる理由
先程、おやつばかり食べるのはドックフードが原因だと言いました。ということは、ドックフードからきちんと栄養が摂れてさえいれば、おやつを食べることはなくなります。
しかし、ドッグフードでは愛犬に必要な栄養素がきちんと含まれていないために、仕方なくおやつを食べています。だっておやつを食べないと栄養が満たされずに死んじゃいますから・・・。
市販の安価なドックフード(国産含む)には、とても食べ物とは呼べない粗悪な原材料が使われています。
「〇〇ミート、〇〇副産物」とは?
このような原材料名がドッグフードのラベルに書かれているものが多いのですが、これは路上で死んだ動物、病気で死んだ動物、薬漬けになった動物など”動物ならどのような状態のものでも混ぜてOK“という表示です。
だから、「100gあたり5円」なんていうびっくりするような低価格のドックフードを販売することができるんです。
私たち人間が食べる肉類なんて、大体の場合「100gあたり100円」ですよね。それが肉類中心で作られているドッグフードが「100gあたり5円」ですよ?
これだけでもどれだけ低品質な原材料が混ぜられているかが想像できますよね・・・。
粗悪な原材料は高級フード(プレミアムドッグフード)と言われる代表格のロイヤルカナンにも含まれています↓
このような食べ物とは言えない原材料を使用する場合、加熱処理をしないとドッグフードに混ぜることはできません。
しかし、この「加熱処理」がまた問題になってきます。加熱処理をしてしまうと犬の体に必要なミネラルやビタミンまで全てが失われてしまいます。
つまり、愛犬が毎日食べているドッグフードは、栄養が全くないカスカスの茶色い物体なのです。そんなものを毎日食べていれば栄養不足になって、愛犬がおやつを食べるのも無理はありません。
私たち人間で言うと、ご飯で栄養が摂れないから駄菓子を食べて栄養を補っているという感じでしょうか。考えられませんよね。
1日ならまだしも、そんな状態がずっと続いているんですよ?
「おやつばかり食べている」を簡単に考えてはいけません。
しっかり、愛犬の体に栄養のあるドックフードを食べさせてあげれば、おやつを食べなくなります。
実際に私の愛犬も以前はおやつばかり食べていたのですが、ドックフードを良質なものに替えてからは一切おやつを食べなくなりました。
市販の安価なドックフード(国産含む)よりも良質なドッグフードは値段が高くなります。しかし、コスパの面を考えてみたら、おやつを食べなくなるのでおやつ代が丸々浮いちゃいます。
結局のところ、粗悪なドッグフードと良質なドッグフードは同じようなコスパ(費用)になります。
もし愛犬がおやつばかり食べているなら、それはドックフードに栄養がない証拠です。
ドックフード選んであげるのは飼い主しかいません。まずはフードの見直しから始めてみてくださいね。