愛犬家のみなさん「４Dミート」を知っていますか？
これはドッグフードの中に含まれている原材料です。この名前を聞いても、ほとんどの方はわからないと思います。
ですが、この内容を知ったら市販の安価なドッグフードの怖さに気づく、二度と愛犬に与えようとは思わないはずです・・・。
危険な原材料「４Dミート」とは！？
これは「食品不適格品」と呼ばれているものです。この4つの”D”はある単語の頭文字をとっています。それは、
- 死亡したものの肉
- 死亡しかけていたものの肉
- 病気であるものの肉
- 負傷しているものの肉
これらを意味する英語の頭文字を取ったものです。
そして、このなかには路上轢死動物(車に轢かれた動物)、さらには動物園で死んだ動物なども含まれています。
これらの死肉は本来であったら廃棄されるか食用以外の目的に使われるべきなのですが、ドッグフード業者が利益を得るために、愛犬が食べるドッグフードの中に混ぜられています。
もちろん、私たち人間が食べるものには含まれていません。人間が食べる食品には厳しい基準があって、それをクリアしたものでないと販売すらできないからです。
でも、ドッグフードの場合は違います。人間の食用には適さないとされた「食品不適格品」は、コスト削減のためにドッグフード中に混ぜられることになるのです。
異常なくらい加工しないと食べれない！
このような「4Dミート（死肉）」が新鮮なわけがなく、死肉は腐っていて異常なくらいのハエがたかっています。そんな状態で放置されたものをそのままドッグフードに混ぜるわけにはいきません。
とてもじゃないけど食べれるものではないし、臭いもすさまじい異臭を放っています。だから、異常なくらい添加物を入れて加工をしないといけないのです。
私たち人間が食べるものに例えると、新鮮な野菜を食べるのと、腐った野菜を食べるぐらいの違いになります。新鮮な野菜であれば、何も加工しなくてもそのまま食べることができます。
でも、普通なら絶対に食べませんが、腐った野菜を食べようと思えば、様々な加工して体に害のあるものを加えて、何とか食べれる状態にしなくてはなりません。
通常であればこのようなことは絶対にしませんし、人間が食べるものは新鮮なものばかりです。
だって、このようなものを食べて体を壊せば、少なからず人間であればその販売会社を訴えることもできますし、問題にすることもできます。でも犬は違います。
このような体に害のある加工されたものを食べ続けていて体を壊したり死んだりしても、その原因が誰もドッグフードだと思いもしないからです。
もちろん犬が自分自身が訴えることもできませんし、私たちに問題を教えることもできません。
だんだん体調が悪くなって、最終的にはどうすることもできない状態になります。それでもワンちゃんは「4Dミートが含まれたドッグフード」を食べ続けないといけなのです・・・。
「それって外国だけでしょ・・・」なんて思っていたら大間違いです！
世界の中でも品質が高いと有名な「日本産(Japan made)」が、注目されている時代ですが、ドッグフードに関してはまだまだ後発組です。
アメリカを追うかたちでドッグフードは普及してきましたし、アメリカの法律を真似て「ペットフード安全法」というものを作りました。
ですが、この「4Dミート」は現実に、アメリカのレンダリング工場という場所で、ドッグフードの原材料として加工され続けています。
それは現在も同じです。このようなことは日常的に行われていることなのです。
そんな悲惨なドッグフード事情があるアメリカを真似るかたちで進んできた日本が、どのような状態なのかはある程度想像がつくと思います・・・。
「4Dミート」が入っていないドッグフードを与えてください！
このような「4Dミート」が含まれていないドッグフードはもちろん存在します。ドッグフード業者の中にはきちんと犬の健康のことを考えて作っている会社もあるのです。
私は実際にこのドッグフード事情を調べるまでは、ホームセンターやペットショップに売られている市販のドッグフード与えていました。
でも、だんだんと愛犬の体調が悪くなってドッグフードを良質なものに替えました。結局のところ、愛犬は自分自身で体の健康を守ることはできません。飼い主にしかできないことです。
少しでも愛犬に健康で長生きして欲しいと願うなら、今食べてるドッグフードは必ず見直すようにしてください。
