こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
国産の安価なドッグフードはとても食いつきがいいと言われています。それはどうしてなのでしょうか。
「食いつきがいいってことは、良質なドッグフードの証拠じゃないの?」このように思うかもしれません。
しかし、粗悪な材料を隠すために「食い付きをよくしている」という可能性が高いのです。
国産の安価なドッグフードには、粗悪な材料が沢山含まれています。挙げるとキリがないのですが、新鮮な素材だけでなく腐った動物の肉、病気に侵された動物の肉なども含まれていることがあります。
そんな粗悪な原材料だから食いつきをよくするしかないのです・・・。
食いつきを良くするために一体何を使っているの?
実は、粗悪な原材料を隠すために「人工添加物や香料」を異常なくらい混ぜています。
もちろん、新鮮な素材であればそのようなことをする必要はありません。
しかし、ドッグフードには明らかに“食べ物ではないもの”まで含まれています。それらをドッグフードという製品にするためには、ありとあらゆる加工が必要です。
そのままだと異臭を放っているので、犬は絶対に食べてはくれません。だから、犬の体に明らかに害のある量の「人工添加物や香料」が混ぜられているのです。
本当にそんなことができるの?
ドッグフードに含まれている人工添加物や香料などの化学添加物の使用量は事実上『野放し状態』です。だって、賞味期限1年や2年のものが大量に販売されていますから。
この辺は、メーカーの自主規制に任されていて、これはドッグフード産業の先進国であるアメリカでも同じことです。
そもそも、犬の健康のことなんて二の次です。とりあえず食いつきを良くして、食べてくれさえすればそれでいいんですから・・・。
これはドッグフード替えた時にわかります。
このような事実を知って、ドッグフードを見直す愛犬家の方はとても多いのです。
ただし、粗悪なドッグフードから一気に良質なドッグフードに替わった場合、濃い味(人工添加物や香料をたくさん使っているフード)に慣れてしまっている犬は、そっぽを向いてしまうかもしれません。
でも、それも短期間のことです。お腹が減ることに耐えかねて必ず薄い味(良質なドッグフード)を食べるようになります。
人間のお菓子でもそうですが、近所の駄菓子屋さんで販売されているお菓子と、無添加のお菓子を比べてみると明らかに味が濃いのは、駄菓子屋さんのお菓子だと思います。
無添加というだけで味が薄い気がしますよね^_^;
どちらがおいしいのかというと、駄菓子屋さんのお菓子の方が最初はおいしいかもしれません。しかし食べ続けていると必ず飽きてきますし、体によくありません。
でも、無添加のものだと余計に加工されていないので、食べ続けていてもなんら問題はありません。何より飽きることもありません。
つまり、「食いつきが良い=良質なドッグフード」ではないのです。逆に、食いつきが良いドッグフードというのは粗悪な素材が使われているのです。
大切な愛犬は家族の一員です。これは決して見過ごすことのできない事実です。食いつきが良いからといってそのドッグフードに含まれている成分をきちんと把握しないと、愛犬の体がだんだん弱っていってしまいますよ。