こんにちは。ドッグフード研究家の「saki」です。
この世の中に販売されている食品の中には、どんなものでも少なからず保存料(添加物)が入っています。主な目的は酸化防止や保存期間を伸ばすためです。
むしろ、入っていない場合は「賞味期限が1日」の食べ物ばかりになってしまいます。それだとすぐに賞味期限が切れますし、毎日スーパーに食品を買いに行かないといけません。
保存料が入っていないとびっくりするぐらい便利が悪いですよね。体にとってプラスになるわけではありませんが、害を及ぼさない程度の保存料はどのような食品にも混ぜられているのが普通です。
私たちがスーパーで気軽に買い物をするためには絶対必要だと言えるものです。
ただ、その保存料にもこだわり人工的なものではなく、天然から取れる「あるもの」を使って保存料代わりにしているドッグフードがあります。それが「ナチュラルドッグフード」なんです。
ナチュラルドッグフードは無添加にとことんこだわります。
いくら100%無添加にこだわっているナチュラルドッグフードにも保存料は入っています。しかしそれは人工的な添加物ではなく、天然から取れる「あるもの」を利用して抗菌作用や酸化防止を実現しているんです。
そのある物とは「天然のハーブ」です。
天然のハーブを使うことによって保存料代わりにし、合成保存料を添加せずに品質を保つことができているんです。
もちろん、その辺で採れるハーブを利用しているわけではありません。厳選された素材を使用することによって、天然から取れるハーブを保存料代わりにすることを実現しています。
ただし、保存料を天然成分にするデメリットもあります。
天然の成分は人工的な保存料よりも防腐力が弱いので、保存期間は短くなります。ナチュラルドッグフードは2kgから販売されているのですが、開封後は約1ヵ月程度で食べきらないといけません。
大抵の場合、小型犬でも1ヵ月で2kg程度は必ず食べるはずです。もちろん、大型犬になれば食べる量も増えてきますが、どんなワンちゃんでも最低2kg程度はドッグフードを食べているはずです。実際に私の愛犬も小型犬ですが、どんなに長く持ったとしても約1ヵ月半程度で全て食べきってしまいます。
つまり約1ヵ月半程度の間、新鮮な状態で食べられる保存料であれば十分なんです。天然のハーブでも1ヵ月半は新鮮な状態を保ってくれます。ということは、天然のハーブも保存料としての役割は十分果たせているということです。
さらに、犬の体に全く害がないという点は、家族の一員である愛犬に与える上で、これほど安心できるものはないでしょう。
賞味期限を選ぶか?それとも犬の健康を選ぶか?あなたはどっち?
市販の安価なドッグフードはには賞味期限がびっくりするほど長いものがあります。開封後3ヵ月~4ヵ月程度を目安にしたものも存在します。さらに、
「開封後は1ヵ月程度で食べきってください!」
このように書かれているドッグフードなのに、重さが8kg以上で「小型犬用」として販売されているものもあります。これだと明らかに小型犬では食べ切れない量ですよね。
そんな8kgのドッグフードがびっくりするような低価格で叩き売りされています。もちろん、ゴールデンレトリバーなどの大型犬であれば8kg程度は1ヵ月以内にペロッと食べてしまうのかもしれません。
私が一番伝えたいのは、犬種によって食べる量は違うにしろ価格が安いからといって開封後1ヵ月程度で食べ切れない量のドッグフードを買うのは絶対におすすめできません。
だって、食べきれないドッグフードはどんどん酸化して、開封後3ヵ月ぐらいになってくると、もう”腐っている食べ物”と同じような状態です。
そんなドッグフードを食べ続けると徐々に体調を壊して病気になってしまい、動物病院を受診して高額な医療費がかかります。せっかく安いドッグフードを買っているのに元も子もありませんよね…。
結局のところ、一番良いのは愛犬に対して害のない良質なドッグフードを与えてあげて、病気を予防してあげることです。もちろん、ドッグフードを選ぶことは飼い主しかできません。愛犬を元の健康な状態に戻してあげられるのも飼い主しかいないんです。
ナチュラルドッグフードは、そんな飼い主と愛犬にとって大きな味方になってくれる製品です。
ナチュラルドッグフードは無添加以外にもアレルギーにも対応しています。まだまだナチュラルドッグフードのこだわりはたくさんあるので、それを次回ご紹介しますね。